NEW 進行中!


06.04.29
第133回 天皇賞(春)(GT)について取り上げます。


番組設計という観点からは古馬戦、世代限定戦ともに別定規定の推移に注目。”GT” レースならばどのレースであっても何らかの意味で頂点となる馬が必ず起用される。で、GTで1着した馬は1着できた理由で別のポジションに移るのだ。これはエンドレスの競馬と表裏の構造になっている。


天皇賞(春)はステップ競走としてGUを3レース従えている。これは天皇賞(秋)も同様。しかし秋天における京都大賞典はエ女王杯のステップ競走でもあるため純粋な意味での3レースではない。例えば、秋天に関するステップ競走の部分あるいは出走構成を変化させることで春天との相対関係を変化させることが可能。春天の設計を変えることなく。


さて今年の春天は[外]不在→(外)不在の(国際)競走。この入り口からのオペレーションの選択結果は馬番(01)で示されている。”GT定量戦” に関するオペレーションでは馬番(07)、”芝3200m重賞” としては馬番(09)の存在で選択結果を宣言。”(指定)” としては馬番(03)となる。


あと、前日重賞からのオペレーションとして青葉賞(GU)1着馬に対する共有・反転に注目ですね。


■ 会員各位 「天皇賞(春) −回避馬が教える決着構造−」送信済みです。Dインパクトの存在が際立つ春天ですが枠としての決着構造を教える設定は全く別。逆枠の設定内容からも出馬表の精密さが実感できるかと。
06.04.22
第41回 サンケイスポーツ賞フローラステークス(GU)(オークストライアル)と第11回 アンタレスS(GV)について取り上げます。


先日夏季競馬番組が発表された。ひとつのとらえ方として、「昨年の夏季番組が最新のものではなくなった」。この相対関係を利用したオペレーションから。


  七夕賞2005 → (レースA) → フローラS2006

  新潟記念2005 → (レースA) → フローラS2006


アンタレスSについては以下。

  プロキオンS2005 → (レースB) → アンタレスS2006

  エルムS2005 → (レースB) → アンタレスS2006


レースAレースBはともに条件戦です。

発表になった競馬番組全体と昨年の夏季番組の相対関係から出発。で、昨秋季、今春季の番組設計から該当レースが解読できる。少し難しいかも。


■ 会員各位 「許可・禁止条件構築の根拠」送信済みです。”連対するための許可条件は・・・” と唱える人は巷にも沢山いるかも。しかし、”連対するための許可(禁止)条件が構築されている証拠は何?” に即答できますかね?

何故そこにオペレーションが構築されているのか理解しておかないと各条件の解読には至らない。過去に提示した内容に付け加えて提示しておきました。
06.04.15
第66回 皐月賞(GT)について取り上げます。


賞金値(を単純に割り算した値の順位)だけでなく人気についても同様のことが当てはまる。例えばレースAで8人気馬が連対、レースBでも8人気馬が連対したとする。レースAとレースBの施行規定で何らかの共通項があると8人気オペレーション?が使われた?といった類。これは終了したレースを単にこじつけているだけであって何かを解読しているわけではない。こういったことに何十年の歳月をかけてもオペレーション解読には至らない。


今年の3歳戦ではGV別定戦の別定規定が変更された。この規定変更を世代全体として枠に反映させた分類は以下の通り。


        『イ』 [1]       →
  【X】 -------------------------
        『ロ』 [2][3]     →

  ********************************

        『ハ』 [4][7]     →
  【Y】 -------------------------
        『ニ』 [5][6][8]   →


[1]〜[8]は今年の枠番号

8つの枠は〔第一〕段階における観点で、【X】【Y】2つに分かれ、〔第二〕段階で『イ』『ロ』『ハ』『ニ』に分かれる。さらに〔第三〕段階へと細分化される。世代全体として反映させる根拠が求められる。何故(他のレースでなく)皐月賞なのか?と。この問いに即答できないと上の分類は絶対に解けない。


■ 会員各位 「皐月賞 −歴史再現の手法−」送信済みです。歴史設定に関するオペレーションは重賞固有のオペレーションの中心。今回はトライアルとの関連付けによる歴史設定。過去に遡ればわかるように馬齢、定量といった区分変更は直接的変更としてだけでなく間接的変更としても利用されている。

上の分類、「何故皐月賞なのか?」については来週お教えします。
06.04.08
第66回 桜花賞(GT)について取り上げます。


大会回数については 06.02.18 で少し書いたので再確認を。大会回数の話とは別に、「”各馬の賞金値を出走した回数で割り算した値”の順位もオペレーションとしての根拠は無いですよね?」という質問がいくつかあった。それぞれお答えした通りですが、大切なことは「その観点がオペレーションに繋がっている証拠」は何であるか。仮にそれが無いならば解読の入り口ではない。

該当数値の順位が何番の馬(が入った枠)が連対する・しないと論じても、”その数式がオペレーション的に有効である根拠” ”該当順位が指定されている根拠” が必要。根拠が無ければ ”オペレーションであることに期待する競馬” に過ぎない。


さて、(外)不在の構成を利用したオペレーションの選択結果は馬番(05)で示されている。”GT定量戦” に関するオペレーションでは馬番(12)、”芝1600m重賞” としては馬番(05)の存在で選択結果を宣言。”(指定)” としては馬番(06)となる。”牝馬限定戦” としては馬番(16)。

過去の進行中!がかなり参考になる筈です。


■ 会員各位 「桜花賞 −ヴィクトリアマイルからの逆算−」送信済みです。高松宮記念と同様に間接的設計変更の典型例。ヨコの流れ、先行GTからの継承ルールとも関連付けられている。

間接的設計変更については実例で理解していくことがレベルアップの早道。わかりやすい例を今後のレースでも取り上げていく予定です。
06.04.01
東西の両重賞は「牝馬不在を共有」「別定とハンデで反転」。両レースの相対関係を利用したオペレーションに利用されると同時に来週の「牝馬限定」「定量」へと継承される。


第38回 ダービー卿チャレンジトロフィー(GV)について取り上げます。


ハンデ戦については関数を利用したオペレーションの存在を前に書いた。該当する関数の種類は競馬番組から解読できるのだと。しかし、関数の種類がわかれば馬券(フォーカス)まで自動的に算出できるわけではない。8枠制度あるいはフルゲート数等の競馬としての要素も組み込む必要がある。

そういった基本事項に加えて「、5」馬の存在有無等で稼動条件が細分化される。ダービー卿CT2006には「58、5」が1頭存在する。このケースでは「59で仮運用」「58で仮運用」してみる。両仮運用の結果のズレから馬券が発生する。

「59で仮運用」した場合の8つの枠は以下のように分類される。


        『イ』 [1][6]     →
  【X】 -------------------------
        『ロ』 [2][5][7]   →

  ********************************

        『ハ』 [3][8]     →
  【Y】 -------------------------
        『ニ』 [4]       →


[1]〜[8]は今年の枠番号

8つの枠は〔第一〕段階における観点で、【X】【Y】2つに分かれ、〔第二〕段階で『イ』『ロ』『ハ』『ニ』に分かれる。さらに〔第三〕段階へと細分化される。同様に「58で仮運用」すると上の分類とは少しズレる。


■ 会員各位 「産経大阪杯 −歴史設定のされ方−」送信済みです。1年近く前に入り口は設定され、出走構成で細分化が提示されるのです。
06.03.25
(国際)競走の数が増えたので、”[外]不在の(国際)競走” も珍しくない。希少価値が薄れても分析の入り口としておろそかにしてはダメですよ。所謂ヨコの流れとして連対起用枠の一方を教えている。


第36回 高松宮記念(GT)について取り上げます。


ステップ競走の新設あるいは設計変更もあって今年の当レースは間接的設計変更がいくつもある。年間に設計されるレースの総数は決まっているから相対関係が発生するのは必然でもある。


ここでは相対関係を利用したオペレーションから。


  スプリンターズS2005 → (レースA) → 高松宮記念2006

  天皇賞(秋)2005 → (レースA) → 高松宮記念2006

注意事項は過去に取り上げた同類のオペレーションと共通です。


  天皇賞(春)2005 → (レースY) → 高松宮記念2006

  天皇賞(春)2005 → (レースZ) → 高松宮記念2006

レースYレースZは天皇賞(春)2005より後に消化済みのレース。一方はGU、他方はGVです。


今回は比較的わかりやすいと思われる相対関係を挙げておきました。来年の高松宮記念にも参考になるはずです。


■ 会員各位 「高松宮記念 −間接的設計変更−」送信済みです。自らの設計を変えることなく進化させる手法。履歴解釈のスパンが変わるのだと。勿論根拠を伴って。

来年の高松宮記念についても少し書いておきました。該当部分の設計に変更が無ければ(逆に)履歴解釈のスパンが進化する。
06.03.18
前回JRA−VANのユーザーでもあると書いたけれど、主目的は自作ソフトと主催者が提供するデータ書式の確認をするため。だからといって専門紙を購入しないわけではなく出馬表として購入している。戦歴確認に関しては四季報とデータベースの併用ですね。


さて、第54回 阪神大賞典(GU)について。


別定規定に関して、「・・・(牝馬限定競走を除く)」が組み込まれている。牝馬不在の構成だから牝馬限定競走1着歴所持馬はいない。だからといって該当規定が無意味になるわけではない。

牝馬あるいは(牝)競走に関して変更があれば牡馬にとって間接的変更が発生する。時期的に入学・入社の季節ですが例えば「総定員数は前年と同じ、女性は前年比減」と発表されれば男性に関しての発表もされたことになる。

この間接的設計変更を利用して今年の8つの枠は以下のように分類されている。


        『イ』 [1][3]     →
  【X】 -------------------------
        『ロ』 [2][8]     →

  ********************************

        『ハ』 [4][6]     →
  【Y】 -------------------------
        『ニ』 [5][7]     →


[1]〜[8]は今年の枠番号

8つの枠は〔第一〕段階における観点で、【X】【Y】2つに分かれ、〔第二〕段階で『イ』『ロ』『ハ』『ニ』に分かれる。さらに〔第三〕段階へと細分化される。頭数は少ないけれど一般的難易度は高いかと。


■ 会員各位 「スプリングS −クラスの選択−」送信済みです。戦歴解釈のルールとして、「未勝利、500万の連勝歴」の奥深さを是非理解して下さい。
06.03.11
パソコンが一般家庭に普及したこともあって競馬の予想に利用されることも多くなった。当方は、IBM PC/AT や NEC PC88 時代からのユーザーですがここ10年くらいは自作PC。用途に合わせて数台のマシンを使い分けている。時々「競馬に必要なPCのスペックは?」というお尋ねがありますが、一般に市販されているマシンならば十分でしょう。

ソフトについては自作ソフトです。JRA−VANについてはスタート時からのユーザーでもあります。このあたりについてはまた書きます。


第24回 ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス(GV)について取り上げます。


[外]不在の(国際)、この構成を利用したオペレーションの選択結果は馬番(15)で示されている。”施行日を変更” に関するオペレーションでは馬番(01)、”GVハンデ戦” としても馬番(01)の存在で選択結果を宣言。”芝1800m重賞” としては馬番(10)となる。


当レースに限りませんが、1着賞金値の推移がタテの歴史でどのように許可条件・禁止条件に反映されているか立ち止まってみて下さい。これについては進行中!で取り上げる予定です。


■ 会員各位 「報知杯フィリーズレビュー −距離の選択−」送信済みです。先週の内容からさらに一歩踏み込んで。スプリングSでもう一つ加えて展開する予定です。
06.03.04
第43回 報知杯弥生賞(GU)と第54回 トヨタ賞中京記念(GV)について取り上げます。


番組設計を週単位でとらえた場合、今週は平地競走に重賞が四つ設計されている。昨年の弥生賞と中京記念の週にはチューリップ賞が設計されていた。週単位でこの3レースは今年も一緒だがオーシャンSが加わったことで週単位のオペレーションは進化した。つまり、開催週の変わらない3レース側が変化している。オーシャンS自身はどこに置かれようが新設だから。


弥生賞における相対関係の変化を利用して以下の関係が成立している。

  チューリップ賞2005 → (レースA) → 弥生賞2006

  中京記念2005 → (レースA) → 弥生賞2006


注意事項は過去に取り上げた同類のオペレーションと共通。レースAは今年になってから消化されたレース。一方、中京記念は以下の通り。

  チューリップ賞2005 → (レースB) → 中京記念2006

  弥生賞2005 → (レースB) → 中京記念2006



こちらのレースBは昨年に消化済。

以上の構築手法は新設競走を利用して相対関係を変化させる典型的なもの。


■ 会員各位 「弥生賞 −馬齢戦/別定戦の選択−」送信済みです。各馬の履歴を1戦ずつ解釈する場合の基本。10頭一通り入り口を提示しておきました。別のレースでまた補足しながら取り上げます。
2000年  6・7月   8・9月   10月   11月   12月    

2001年 1・2月 3・4月 5・6月 7・8月 9・10月 11・12月  

2002年 1・2月 3・4月 5・6月 7・8月 9・10月 11・12月  

2003年 1・2月 3・4月 5・6月 7・8月 9・10月 11・12月  

2004年 1・2月 3・4月 5・6月 7・8月 9・10月 11・12月  

2005年 1・2月 3・4月 5・6月 7・8月 9・10月 11・12月  

2006年 1・2月  


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以下のような気持ちで自由・勝手独断と偏見にてかかせてもらっていますのであしからず。

  • このページで”オペレーションそのもの”についてかくことはしません。

  • 一方で後日、極端には後年になってから・・・”ホントにそうなった!”・・・てなかんじで思ってもらえることもたまにかきます。
    ”後だしジャンケン”にならないように更新日を明記する理由のひとつです。

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  • 日記ではないので更新は不定期ですが週に一度(以上)を目安にしています。

  • -敬省略-


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