01.04.28 |
第123回 天皇賞(春)、出馬表を持ち込んだアプローチを紹介します。 出走予定馬12頭、大外から逆に枠を組み直した時、単枠から2頭枠に変化する馬......「エリモブライアン + マックロウ」 「サンエムエックス + テイエムオペラオー」をセットにする。 次に「サンエムエックス + テイエムオペラオー」=A、「エリモブライアン + マックロウ」=B、(通常の)5枠=C、以下同様に、6枠=D、7枠=E、8枠=Fとします。 ←6つの枠として考える (1)この6つの枠を以下のように【ア】【イ】【ウ】3グループに分類します。 【ア】 ⇒ [B] [F] 【イ】 ⇒ [C] [E] 【ウ】 ⇒ [A] [D] ★【ア】【イ】【ウ】には戦歴的条件が該当します。[A]〜[F]として同居している各2頭は共にそれぞれの条件を所持しているという意味です。 ★この3つの戦歴的条件に、徹底的に拘った出馬表になっている。 (2)枠の構造に関して 【ア】 正規の枠で、単枠2つと複数枠1つ 【イ】 逆からの枠で、単枠2つと複数枠1つ 【ウ】 正規の枠で、単枠2つと複数枠1つ ★6つの枠で考えた時、「2つの枠×3グループ」に綺麗に分かれている。 さらに”単枠・複数枠の数が同じ”、”正規枠・逆枠として異なる”......”同じ事” ”違う事” が精密に組み込まれた、感服の出馬表なのです。 ★12頭立ての出馬表は説明がしやすいこともあって、今回取り上げました。 (注)12頭立てならば、いつでも今回のように考えるわけではありません。12頭立てに用意されているバリエーションの中の、あくまで1つということです。 ■ 3つの条件を追求することは、今回の天皇賞を戦歴的に特定することに直結していますんで。 ■ 会員各位 「3歳戦 − (5)ダービーへ向かう路線」 送信済みです。 |
01.04.21 |
第36回 サンケイスポーツ賞フローラステークス、様々なアプローチの中から「今年はこれだけでも大丈夫」、そして来週以降へも繋がっているアプローチを取り上げます。 GT 該当レース 桜花賞 ⇒ 報知杯FR 皐月賞 ⇒ スプリングS ☆NHKマイルC ⇒該当レースなし オークス ⇒ フローラS ダービー ⇒ ?? 春季3歳限定GTに用意されているステップレースの中から、報知杯FR、スプリングS、フローラS、・・・がピックアップされます。(NHKマイルCについては該当レースなし、ダービーについてはご自身で考えて下さい) ピックアップされる理由は、各GTに対するステップレースの設計的特徴(条件として2つ挙げられる)によります。 つまり、この2つの条件を特定することが既に消化した報知杯FR、スプリングSの的中馬券に結びついているわけであって、フローラSにおいても同様なのです。 ≪今回指摘したいことの確認≫ 各GTに対するアプローチではなく、各ステップレースの中から2つの条件を満たしたレースが指摘できて、それが同時に的中馬券に結びつくわけです。 ダービーのステップレースの中にも該当レースは存在するので、興味のある方は是非チャレンジを。 ≪NHKマイルCのステップレース≫ 今回指摘したアプローチからは、該当のステップレースが存在しないというだけ......今回存在しない理由が秋番組に繋がっている......秋華賞、菊花賞におけるステップレースの段階で大きな役割を果たすのです。 ■ 会員各位 「3歳戦 − (4)オークスへ向かう路線」 送信済みです。 |
01.04.14 |
進行中!にチャレンジしながら研究している方々には、何とか第61回
皐月賞は的中して頂きたい。 ← 今年間に合わなければ来年以降は是非頑張って下さい (進行中!の内容は、オペレーション解読に向けた根本的な考え方を呈示しているものだから。) 1回の内容だけでも、自力で全てを理解することは難しいと思うけれど、国家事業のルールという事を客観的に考えれば、そして馬券的中により得られるモノを考えれば仕方がないことなのです。 Web進行中!において、個別に取り上げたレースを第61回 皐月賞、出走予定馬にあてはめると(馬番01〜18で表記) 共同通信杯 【 01.02.03 】 01 11 きさらぎ賞 【 01.02.10 】 02 04 06 14 18 弥生賞 【 01.03.03 】 07 10 12 −その他− 03 05 08 09 13 15 16 17 共同通信杯・きさらぎ賞・弥生賞、その他(8頭)が8つの枠にどのように配された出馬表なのか、ここから分析を始めると解りやすい皐月賞になっているのです。 01.03.03 で指摘しておいたように、弥生賞をどの出走構成で消化したかで ”クラシック全体” を想定することが可能・・・。今まで何度も触れたように、当該レースにおける研究レベルが深ければ深いほど、他のレースの研究も自動的にしているという事を証明してくれるのです。 弥生賞が8頭立てで消化されたこと(馬連非発売+8つの枠は存在)により、持つべき馬連のフォーカスは、この理由に限れば1点増えるのです。 しかし、このままではいけない・・・。1点削るべき馬連のフォーカスが特定されるべき。 ← 主催者はそんな弱虫ではないのです。1点増える状況にすれば主催者は特(?)なんてルールは存在しないから。 (以上の馬連フォーカスの出し入れに主催者は拘っている) ■ 会員各位 「皐月賞 −戦歴分析の入り口−」送信済みです。 ← 指摘した馬から範囲を広げて全馬平等にチェックして下さい。 ■ ”2重化された出走構成” の考え方、桜花賞だけでなく皐月賞にも是非。 |
01.04.07 |
21世紀3歳クラシック初戦=第61回 桜花賞、主催者の拘りは何処にあるのか? 1つに限定される類のことではないけれど、”今年の桜花賞に関して” という条件付ならば 00.12.01 にて指摘しておいた 「今年あった ”変更事項” 確認できてますか?」 を挙げます。 つまり、(今回の桜花賞世代が消化した阪神3歳牝馬ステークスにおける) ”変更事項” が確認できていた方は、桜花賞の的中馬券が持てないという事は考え難い・・・。 ← 馬連4点(2点ならベストですが)にならない時は、何かを見落としていますので。 ”変更事項” について1発正解の方はいなかったけれど......そのレベルの事だから、桜花賞を迎えた段階でも1つの決め手になり得るのです......粘り強く重ねてチャレンジした方々、アドバイスした内容を再確認して是非迎え撃って下さい。 ≪初めて考える方々へ少し・・・≫ 【1】桜花賞出走予定馬18頭について (A)阪神3歳牝馬S出走歴馬 (B)阪神3歳牝馬S不出走馬 に分類する。 【2】グループ(A)内での馬連一騎討ち、グループ(B)内での馬連一騎討ち、(A)から1頭・(B)から1頭、同着がなければこのいずれかになるのは必然・・・。 【3】”変更事項” について把握していたのかどうかが決め手になる。 つまり、この観点からグループ(A)各馬をチェックすると、今年の桜花賞で連対可能かどうかが解るようになっている。 以上の事とグループ(B)からの起用の有無、あるいは決着構造もセットで解る事になります。 ★おおまかには【1】【2】【3】の流れになります。 注意すべき点は ”変更事項” をふまえての阪神3歳牝馬Sの分析が不可欠であるということ。 (分析の仕方とクラシックへ向けて用意しておくべき方向性はお答えした通りです。) ★今年に限らない根本的なアプローチ.....桜花賞に用意されている許可条件・禁止条件を当てはめること.....ここから辿り着く馬券と今回触れた手順による馬券は綺麗に重なっているので大丈夫。 1つの事を深く分析することが、結局は他のレースを深く分析するための近道になるのです。 ■ 会員各位 「桜花賞 −注目の出走構成−」送信済みです。 ← とりあえず出走構成という考え方のバリエーションについて学んでください。 |
01.03.31 |
クラシック初戦、桜花賞の最終登録馬が確認できた週ということもあり、研究者のみならず一般ファン・マスコミも賑やかになってくる時期でしょうか。 最終登録馬とは出走馬に対する分母、という表現が私的には1つの観点として存在している。 ← この時 ”単位” は複数存在し、それぞれは独立 さて、第45回 産経大阪杯、注目の1戦ということで分析の入り口を少し・・・。 フルゲート=16頭に対し、登録馬は超16頭、出走予定馬は14頭......このレースに限らずよくある話......この部分にもいくつものオペレーションが構築されていて、レベル的にはかなり難しいといえる。 − 今回呈示するアプローチはここから − ■出走予定馬14頭を負担重量に着目して分類する (1)所謂基礎斤量馬 ロードクロノス トーホウドリーム ミッキーダンス ジョービッグバン タマモヒビキ マイネルブラウ (2)1K増量馬 (外)アメリカンボス スエヒロコマンダー オースミブライト サイレントハンター アドマイヤボス (3)2K増量馬 エアシャカール アグネスフライト テイエムオペラオー ■(1)(2)(3)、それぞれ細分化するのだけれど・・・ 01.03.17 で指摘した分類の概念とは異なる分類の概念を呈示することが今回の主目的なのです。 で、とりあえず(1)については細分化を1度だけ行う。 (2)については細分化を2度行う。 (3)については細分化を3度行う。 別の表現をすると(1)を2グループに分け、(2)を2×2=4グループに分け、(3)を2×2×2=8グループに分ける、という具合。 例えば(3)を8グループに分けた表をここに載せても、該当馬が不在のグループが大半であって、分類基準を書かない限り読者にとっては意味が殆どない・・・。 ★過去の出走馬を各分類に当てはめても、未だに埋まらないグループは存在している......しかし来年以降必ず該当戦歴馬は作られて登場してくる......その時の着順は過去の各グループの馬が得た着順を ”同じ事” ”違う事” で並べて(あるいはひっくり返して)みると客観的判断が下せるのです。 以上の感覚は慣れないと難しいかも知れないけれど、戦歴から競馬を考える上では極めて重要なので今回触れてみました。 ■今回の分類の概念における特色 最初の段階は別定戦における規定そのもので分類してスタートしたことに特徴があるのです。 (過去の分類の答えをご存知の方は比較してみて下さい) 今までに呈示した分類のバリエーションを整理してみることをお勧めします。 (進行中!の量が大分増えてきて、内容に対するアプローチ以前に混同してしまうケースがあるようなので) 何故そのような分類をするのかにさえ理由が存在しているから。 ■ 会員各位 「天皇賞(春)へ向かう路線」送信済みです。 |
01.03.24 |
高松宮記念というレースは設計変更の歴史を1つずつ丁寧に確認・分析しないことには何も始まらないレースといえるのです。 高松宮記念を題材に他のレースへの応用も可能となるように少し広い範囲で指摘してみます。 設計変更がされた時、1つの変更毎に意味があるので変更の ”項目数” を数えることは全く意味がないのです。 例えば「今年2つの項目が変更になったレースは○○が使われて(?)います!」等。 ←この種の考え方はオペレーションの本質とは無関係 ≪大会回数は継続されているのだから≫ 過去から今年の設計を考え、ここでは要点のみ取り上げます。(変更年度等は各位にお任せします。 ← 客観的事実ですので) ■U → T ”単位” はグレード ■2000m → 1200m ”単位” は距離 (物理的な単位はメートルですがオペレーション的に距離としておくことが解りやすい) ■別定 → 定量 ”単位” は区分 ■無冠 → 混合 → (指定) → 国際 ”単位” は冠 ■高松宮”杯” → 高松宮”記念” ”単位” はレース名 最低限以上の変更項目については答えが用意されるべき。(各単位における基本的な考え方が存在しています) 少しずつでも以上の考え方が解ってくれば、「大きな変更(?)がなされた今年、主催者は何をしてくるのか?」といった”感覚の競馬は単なる談議でしかない”ことに気が付いて頂けることでしょう・・・。 ★項目内容、単位は無限ではない・・・つまり究極的には論理的な数式で表現できるのです。(数学的なレベルとしては簡単) 項目数を数えることに全く意味がないという理由の1つ......各項目にはそれぞれ ”単位” があるわけで同列にすること自体無意味なのです。 ≪高松宮記念独自のオペレーション≫ 当レースは所謂表開催施行GTから裏開催施行GTへと設計移動された・・・。他のGTレースとの決定的違いはここに存在する。 裏開催施行GTという特徴がレース”独自”のオペレーション構築に反映されていない訳がないのです。 現設計の高松宮記念を解読する最大のポイントと断言できる。(最初に指摘した部分は他のレースと共有する部分でもあるから) ■ 会員各位 「ステップレースから見た高松宮記念」送信済みです。 |
01.03.17 |
第49回 阪神大賞典、出走予定馬を分類します。 【ア】 メジロロンザン トシザブイ ≪A≫ ----------------------------------------------- (外)ビッグバイキング (外)パラダイスヒルズ 【イ】 エリモブライアン ****************************************************** タガジョーノーブル ナリタトップロード 【ウ】 サンエムエックス ≪B≫ ----------------------------------------------- [地]ミツアキサイレンス イブキヤマノオー 【エ】 ホットシークレット マックロウ ★分類の説明 第一段階の理由にて≪A≫≪B≫に分類。 第二段階の理由にて≪A≫の中で【ア】と【イ】、≪B≫の中で【ウ】と【エ】に分類。 ただし【ア】と【イ】に分類する理由と【ウ】と【エ】に分類する理由は異なります。 ←分類の概念は 01.02.24 等と一緒(項目内容は完全に別) ★上記分類の意味すること 阪神大賞典独自の分類、あるいは同区分戦に共通して持ち込むべき分類、いずれにしても用意すべき分類方法は何種類も存在している。 ← 主催者が構築しているオペレーションに合わせたマニュアル的なモノ 何種類も存在する中で(私的には全種類当てはめているけれど)今年の阪神大賞典にとって最も有効な分類の入り口となるモノです。 分類の ”入り口” という理由は、上記分類(ここでは4分類)で1種類というわけではなく、さらに細分化をすることでやっと1種類になり得るからです。 ■理論と単なる ”朗読” 各理論、例えば戦歴 ”理論” ......○○歴・過去1年以内△△歴・HC期間●●歴・・・の類を唱えることは理論などではなく単なる ”朗読” にすぎない......ホントのオペレーションには全て理由が存在している。 今回呈示した分類の入り口についても、何故そう分類すべきなのかという理由が存在していますので。 ■ 会員各位 「3歳戦 −牡馬と牝馬の違い−」送信済みです。 |
01.03.10 |
第35回報知杯フィリーズレビュー、非常に奥の深いレース名となった。 ← 主催者の表向きの説明とは別の話 漢字からカタカナ、馬齢表記云々、・・・このレベルに ”レース名をオペレーション的に解読する” アプローチは存在していません。 ← 念のため 今回はフィリーズレビューにおける出走構成について取り上げます。 (出走構成についての考え方は 01.03.03 で触れています。) 私が実際にチェックする項目の中から解りやすいモノをいくつか表にすると・・・ 【V】 【W】 【X】 【Y】 【Z】 92 ● ● ○ ● ● 93 ● ● ○ ○ ○ 94 ● ○ ○ ● ○ 95 ● ● ○ ● ○ 96 ● ○ ○ ○ ○ 97 ● ● ○ ○ ● 98 ○ ● ○ ● ● 99 ● ● ● ● ○ 00 ● ● ○ ● ● 【V】【W】【X】【Y】【Z】 各項目に対し出走構成として存在する・しない(2通り)を表現したことになります。 ← ●・○ どちらが良い(悪い)という意味ではありません ★”解りやすい” というレベルは個人差があるので.....通常開催・代替開催、いずれにしても芝1600mで施行したことがないレース......この意味が解る位を基準としています。 ■ 会員各位 「3歳戦 − (3)NHKマイルカップへ向かう路線」 送信済みです。 |
01.03.03 |
第38回報知杯弥生賞、出走予定頭数は少ないけれど注目点は毎年の事ながら非常に多い。 平均配当とは無関係にGT並みのオペレーションが構築されており、その事実が宿命ともいえるレースなのです。 今回は弥生賞における出走構成について取り上げます。 出走構成は (1)連対許可馬・禁止馬、双方を後押しする (2)連対許可条件・禁止条件とセットで研究すると理解が深まる (3)その他・・・。 私が弥生賞の出走構成に関してチェックする項目の中から解りやすいモノをいくつか表にすると・・・(ここではとりあえず馬連開始以降) 【A】 【B】 【C】 【D】 【E】 92 ● ● ○ ○ ● 93 ○ ○ ● ○ ● 94 ○ ○ ● ○ ● 95 ○ ● ● ○ ○ 96 ● ○ ● ○ ○ 97 ○ ● ○ ○ ○ 98 ● ● ● ○ ● 99 ○ ● ● ○ ● 00 ○ ● ● ○ ● 【A】【B】【C】【D】【E】 各項目に対し出走構成として存在する・しない(2通り)を表現したことになります。 ← ●・○ どちらが良い(悪い)という意味ではありません 以上のアプローチは(当然の事ながら)項目の特定ができないと有効活用できないけれど・・・ 弥生賞をどの出走構成で消化したかで ”クラシック全体” を想定することが可能なのです。 − 5項目が自力で解けたなら、利用方法もある程度は解る筈 − ■ 会員各位 「弥生賞・チューリップ賞は何故重要なのか」 送信済みです。 |
2000年 6・7月 8・9月 10月 11月 12月 2001年 1・2月 |
以下のような気持ちで自由・勝手、独断と偏見にてかかせてもらっていますのであしからず。
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