NEW 進行中!


00.09.29
前回の 00.09.26 にてオペレーション群を(A)(B)(C)に分けて考えることを指摘した。

一般の読者の方からも「自分にとって斬新な考え方だった・・・。」、「研究意欲が涌いてきた。」という内容のメールを頂き嬉しく思っています。

それと同時に先に進めないで悩んでいる部分も十人十色なので、返事は順にしますので少しお待ちください。



このコーナーで何度か触れた”毎週行われている競馬は常に将来の準備を含んでいる”という点に関してスプリンターズSから。

★ 将来とはどの位先のことなのか?

これはオペレーションの種類によって様々で、極端には翌開催日(メインレースというスパンで)から10年単位まで考えられる。


★ 今週のスプリンターズSはどんな準備を含んでいるのか?

00.09.26 で「ステップレースを別の番組時期に用意した唯一のGTレース」という指摘をしたのでここから少し・・・。

夏季番組にGTが新設される時、そのGTのステップレースの設計はどうあるべきか。

別の番組時期=春季番組にも用意するのか、夏季番組内だけなのか・・・。

その新設GTとスプリンターズSの位置関係はどうなるのか。


★ 将来新設GTをステップレースという側面から考える時、今年のスプリンターズSに戻って(まだ終わってないけど)考えるといいでしょう。


)何故今からこんなことを指摘するかというと夏季新設GTについての記載事項がある番組表を入手すると、ほとんどの研究者はその新しい番組表で考え始めてしまうから。

それは主催者が待ち構えていることに他ならない。
00.09.26
今週の日曜日、秋季GT初戦=スプリンターズS(GT)が行われる。 今年の春季番組表を手にした段階(=昨年末)から用意してあったアプローチから一つだけ。

この種のアプローチは各理論から毎年持ち込めるアプローチとは異なるが”ダメ押し”として非常に有効でもある。


一般的には今年のスプリンターズSのように開催週が他開催にまで移動しステップレースも変更になると、”昨年までとは違って”とか”変更初戦だから”といった及び腰的入り方になってしまうのだろうか?

もしそうだとしたら明らかな間違いであって、誤った認識によりたくさんの”証拠”を見落としたまま通り過ぎることになる。

そもそも「番組表は例外を認めず平等である」、一方で「今年は・・・」となってしまっては矛盾している。


本題に戻って、今年のスプリンターズSの設計的注目点は何をあげますか?

[地]馬に求められるステップレースは”サマースプリントS”と”セントウルS(GV)”となった。←記載事項そのまま(=表の事実)で考えても答えは無理でしょう。

ステップレースを別の番組時期に用意した唯一のGTレース」.....秋季GTに向けて夏季番組にステップレースを用意した.....

これが”裏の事実”への一つの入り口になる。

ここからのアプローチが通常のアプローチに加えられれば”ダメ押し”になる。


対象のステップレース=サマースプリントSを眺めるのは単純過ぎますよ。(サマースプリントSをチェックするのは誰でもする常識なのでここでは触れない←軽視するという意味ではない)

では入り口のあとどうするか? それはすでに過去の”進行中!”で遠回しに指摘してあるつもりなので見つけてほしい。 答えの一つがこの 00.09.26 に結びつく前提で過去に触れておいたということです。

全出走馬や枠順の確認をするまでもなく過去に早々と指摘しておいたのは、”待ち構えている”ことを実証するためです。


変更初戦に対して誤った認識を常識化してしまうと永遠にレベルアップは無理になってしまう・・・。

とりあげるレースはスプリンターズS以外でもよかったけど、秋季GTの初戦で設計変更が重なったので今回取り上げることを前提に”過去の指摘”前からセットで考えていました。


設計変更の有無に関係なく貫かれるオペレーション群をまとめて仮に(A)としましょう。

設計変更がないと使われるオペレーション群をまとめて仮に(B)、設計変更があると使われるオペレーション群をまとめて仮に(C)とすると、全てのレースは以下のように表現できるといえます。

設計変更のないレース:(A)+(B)
設計変更のあるレース:(A)+(C)

(A)(B)(C)の存在が解読できるかどうかが勝負。

その年によって(B)の代わりに(C)、(C)の代わりに(B)、これが成立するから「例外を認めず平等」なんで。単なる合言葉であっては寂しすぎる。


今回は(C)群の中から一つだけピックアップしたということになります。
00.09.22
主催者は正々堂々とオペレーションを遂行する義務がある。 どんなに注目されていても、馬券が何百億円売れていても微動だにしない。

一方オペレーションには証拠が存在し、誰でも目にすることができる。

証拠をいち早く察知してオペレーションを解読し現実のレースを迎え撃てるか、素通りしてしまう、あるいはピントがずれたことに結び付けてしまうかは研究する側の力量次第。


この段階で注意しなければいけないことの一つに”思い込み”があるのでは。

例えば”ゾロ目”や”万馬券”をオペレーションの仕切り、タブー(?)、・・・など曖昧な言葉を使って納得してしまうとか。


オペレーションは常に新しい部分を誕生させながら進歩している。 常識(?)として素通りしてしまうことがたくさんの証拠を見落とす要因になってしまう。


★ 例えば「万馬券」:枠連のみ時代から馬連併売、そしてワイドの発売がある今日へと変化しているのにひとくくりにしているとか。

枠連のみ→馬連発売→ワイド発売という変化がおきた時、同じように見える枠連(万馬券)であっても進化のステップを踏んでいる。 進化しているからこそ同じように枠連馬券が発売できるんですよ。

ワイド発売により枠連とは違ったテクニックで馬連(万馬券)も進化している。(発売云々では枠連馬券とは意味が違うけど)


★ 単純に「純粋枠連ゾロ目」だけを考えても1枠〜8枠まで8通りある。 例えば”3−3”と”4−4”の違いって考えたことあります?


JRA所属馬が海外重賞に出走する時にどの帽子を与えられるのか、毎回興味津々です。
00.09.20
00.09.12 : 「20世紀の名馬100」 + ”世代別ランキング”での 「6頭にあって94頭にないもの」 、もしクリアできたら何年というスパンで楽しめる。 ← 戦歴の解釈がある程度わかっていないとクリアできないから

なくなることなどあり得ないオペレーションで戦っていれば、キャンペーン・テレビCMなどの解釈レベルは楽しいクイズでしょう。

主催者自身、逃れようのないオペレーションとは違って結構楽しんでいる部分かも・・・。



で、”おまけ”ですけど馬券につながることを。

00.09.12 で指摘した、総合順位と同じ順位を世代別ランキングで得た馬を別角度から表現します。


【 20歳代(2頭) 】   ナリタブライアン     スペシャルウィーク

【 30歳代(4頭) 】   ナリタブライアン     シンボリルドルフ

               エアグルーヴ    (外)エルコンドルパサー

【 40歳代(2頭) 】   ナリタブライアン   (地)オグリキャップ


今回は世代別ランキングベストテンだけで考えます。具体的には以下のように、

【 20歳代 】 上記2頭だけが所持していて他の8頭 サイレンススズカ、 トウカイテイオー、 (地)オグリキャップ、 (外)エルコンドルパサー、 エアグルーヴ、 (外)グラスワンダー、 マヤノトップガン、 ライスシャワー は所持できていない戦歴。

【 30歳代 】 上記4頭だけが所持していて他の6頭 (地)オグリキャップ、 トウカイテイオー、 スペシャルウィーク、 サイレンススズカ、 ライスシャワー、 メジロマックイーン は所持できていない戦歴。

【 40歳代 】 上記2頭だけが所持していて他の8頭 シンボリルドルフ、 (地)ハイセイコー、 スペシャルウィーク、 テンポイント、 トウカイテイオー、 シンザン、 サイレンススズカ、 メジロマックイーン は所持できていない戦歴。


この3つの世代での戦歴はそれぞれ全く別物です。 (先日の”6頭”のみ所持している条件とも全く別物です。)

この3つの戦歴のいずれかを所持する馬が秋季(遅くとも来春)GTで起用される。出てくる、こないはあるけども各戦歴少なくとも1回ずつ、計3回以上は出走してくる。


チャレンジしてみてはいかが。馬券に近いことなので難しいのは仕方ないでしょう。
00.09.18
セントライト記念(GU)に続き今週は神戸新聞杯(GU)が行われる時期だから、57K定量戦のステップレースがなくなったことについてあれこれ話題になる時期でもあるのかな。


変更・改革が今年あるならばその準備はとっくの昔に終えている。ステップレースに57K定量戦がなくなった菊花賞(路線を含めて)を今年の番組表だけから探ろうとしても出遅れどころかゲートにすら入れない。

路線が変更になったから過去の菊花賞馬の戦歴が参考にならないということは断じてあり得ない。


主催者にとってオペレーションの歴史は大変な財産であって、過去を否定することなく見事に新しいルールを誕生させ続ける。疑問と話題をあらゆるタイプの競馬ファンに与え続けることも大切なんで。

以前触れた、表裏の事実を的確に.....そう、過去の菊花賞馬(路線)が表向きやっていることなんかではなく一貫してやっていないこと(裏の事実ね)を踏襲した4歳牡馬路線にすでになっている.....先輩たちが決してやらなかったことを同じようにやらない馬をピンポイントできるか否か。


突然ですが今年の菊花賞馬は有馬記念に出走する、しないどちらでしょうか。

前回ステップレースへのアプローチで本番のGTから逆算してみることに触れたけど、有馬記念(難しければとりあえずJC)から菊花賞への逆算を是非。

有馬記念に出走する菊花賞馬なのか、遠慮させられる菊花賞馬なのか。(有馬記念が深くわかってないとダメなんだけど)

春季歴やステップからの戦歴は誰でも注目します。菊花賞馬に毎年訪れる次の一手、二手の選択から菊花賞馬のタイプが特定できる。

毎年有効なんだけど特に今年は。


★ 「20世紀の名馬100」 感想メールありがとうございます。”おまけ”書きますんで。
00.09.15
今週の日曜日、東西のメインレースはセントライト記念(GU)とローズS(GU)。 菊花賞(GT)、秋華賞(GT)へ向けての”優先出走権”=”(優)”付与レースでもある。

今回は牝馬限定路線について少し。(菊花賞路線については次回にでも)

クイーンSの大幅な設計変更と紫苑Sの新設、ローズS、秋華賞の開催週日移動など興味は尽きない。

レースの施行条件が変更になると昨年と違うから勝負できない??・・・それは”逃げている”またはそう思わされているだけで、それだと1年中見送りのレースばかりになってしまう。



(優)についてはローズSからの3頭はそのままだがクイーンS(3頭)→紫苑S(2頭)へと総数でも6頭→5頭へとなっている。


読者の方から頂いた質問で.....(優)の総数が減り秋華賞のレベルが上がったと思える・・・、一方でステップレースが重賞のみだったのにオープン特別が加わったことで秋華賞のレベルが下がったとも思える・・・、混乱しているとのこと。


それだけの理由で秋華賞のレベルが上がったのか下がったのかを判断するのは大雑把過ぎる・・・。

それだけで判断できるなら、他の4歳限定GTで同様の変更時は”○○式解釈”で済む事になってしまう。 (そんな単純な競馬はかなり昔の話)

秋華賞のレベルUP・DOWNにこだわること自体は、それに合致した馬をピンポイントするためにもOKだし、ローズSの段階で秋華賞から(エリザベス女王杯からが望ましいけれど)逆算してアプローチする感覚は大事にして欲しい。

で、加えるべきポイントを一つだけお教えしたら”固定観念を捨てて頑張ります!”と返事を頂いた。是非ワンランク上の競馬を実感して欲しい。


★ 別角度になるが以下のことを曖昧にしたままでは永遠に解けない・・・。

@ 何故4歳牝馬限定GTの3冠目を秋華賞として、5歳以上も出走可能なGTの方をエリザベス女王杯としたのか?

A ローズSは 55K→54K と変更になっても何故”ローズS”のままなのか?

B エリザベス女王杯を牝馬にとっての天皇賞的レースにとらえるならば、春番組には何故5歳以上牝馬限定GTが設計されていないのか?

【 エリザベス女王杯(GT)へのアプローチ 】 とも重なってくるので、以上のことは最低限クリアしないと厳しいかな。


馬券を購入する段階では影響しないことほど気になっていてもそのままになりがちで。
00.09.12
00.09.05 で「20世紀の名馬100」における総合順位をとりあげたので、今回はセットで発表された”世代別ランキング”について少し。

当然のごとく総合順位同様、世代別ランキングもまた精密なランキングとなっている・・・。

一般ファンにも楽しめて(?)、研究者にとっても頭の体操では済まないかも。


以下に6頭の馬名をあげます。馬名の先頭の数字は今回の「総合順位」、( )内は特定の世代での順位です。

@    ナリタブライアン      (20代、30代、40代 @ )

A    スペシャルウィーク     (20代 A )

B (地)オグリキャップ       (40代 B )

E    シンボリルドルフ      (30代 E )

H    エアグルーヴ        (30代 H )

I (外)エルコンドルパサー    (30代 I )


世代別ランキングは、(20歳代、30歳代、40歳代、50歳代、60歳以上)各ベストテンで発表された。

上記6頭は総合順位と同じ順位をいずれかの世代で得た馬です。

そんなのじっくり眺めれば誰でも見つけられる・・・かと。

今回指摘したいことは、”ある条件を所持している馬のみこのポジションが許可されている”ということです。

別の言い方をすると”ある条件を所持していないとこのグループ(上記6頭)には入れない”ということ。

時間のあるときに考えてみるといいかも。

総合順位10位内の サイレンススズカ、 トウカイテイオー、 シンザン、 (地)ハイセイコー は条件を所持していない。10頭の中での 6頭 VS 4頭 だからピンとこないかな。

ある条件とは各馬の戦歴で説明できること。←慣れないと少し難しい.....


この条件を、総合順位の11位から100位までの90頭に仮に当てはめてみても、所持している馬が1頭も存在していない

そう、実は 6頭 VS 94頭 になっているんです。


主催者は、ある条件(=特別な戦歴)を今回の順位のセットで教えてくれている。


★ 今後に向けて: ”21世紀に伝えたい・・・100頭”として発表した以上、これからも番組表的・戦歴的オペレーションとして伝わっていくことは間違いない。
00.09.08
今週の関西日曜日のメインレースは阪神競馬場で施行されるセントウルS(GV)。

4回阪神8日目、芝1400m(Cコース) から 2日目、芝1200m(Aコース) へ

【負担重量】に関しては

4歳53k 5歳以上55k 牝馬2k減 、4歳1600万円毎 5歳1900万円毎 6歳以上2200万円毎 1k増 (平成11年) から

4歳55k 5歳以上57k 牝馬2k減 、4歳3000万円 5歳4000万円 6歳以上5000万円 超過馬は超過額5000万円毎1k増(今年) へ

その他にもGT競走のステップレースとしてのポジションも変更されている・・・。(スプリンターズSの開催が大きく変更になっている以上これは当然・・)

以上のことは競馬番組の設計を確認して参加されている方には常識的な確認事項かと。


この観点で研究されている方、以下のことをじっくり考えてみて。


@ 夏季番組表に戻り、超過額5000万円毎1k増のレース=函館スプリントS(GV)と札幌記念(GU)の設計意図を探らなくてはいけない。.....これは今年からではないのですでにまとめてあるといいんだけど。

(この段階では超過額5000万円毎1k増のレースを夏番組に設計した意図なので距離体系を混合して考えない。)


A 次に秋番組でセントウルS以降の短距離路線と中・長距離路線を分けて考える。.....これも今年に限ったことではないのですでにまとめてあるといいんだけど。


B Aの分類のスタートに函館スプリントS(GV)と札幌記念(GU)を今度は距離体系が違うのだから別々においてみる。


C セントウルSの分類したグループ内での役割は何か・・・?


● 負担重量の規定が変わり上級馬(すでに資格賞金をたくさん稼いでいる馬)に有利(?)になったとか云々・・こんな話はマスコミにおまかせするとして・・。
00.09.05
00.07.2100.07.25 でとりあげた「20世紀の名馬大投票」、結果(?)が「20世紀の名馬100」として発表された。

上位の順位、票数、馬名をあげてみると・・

@ 37,798    ナリタブライアン

A 31,061    スペシャルウィーク

B 27,866 (地)オグリキャップ

C 25,110    サイレンススズカ

D 24,782    トウカイテイオー

E 22,521    シンボリルドルフ

F 17,159    シンザン

G 15,302 (地)ハイセイコー

H 14,182    エアグルーヴ

I 13,667 (外)エルコンドルパサー

J 13,442    ライスシャワー

   ・・・・・・・・

各馬の順位に対する議論がしたいわけではない。オペレーションに忠実という意味で各馬は平等であるから。


上記11頭の中で「10頭全てが所持していて残り1頭のみが所持していない」、こんなファクターいくつあげられますか?

発表は秋季競馬開幕に合わせて行われた。

今週以降の重賞(特にGT)であなたの狙った軸馬がこのファクターを持ち合わせていたら少し上乗せしてみてはいかが。

各理論でまず検討をして、あとから”おまけ”で上記を考えることが大事。この順序が逆だとさっぱりわからない、ただ迷うだけで主催者に歓迎されてしまう。


「20世紀の名馬100」に関しては折をみてまた。
00.09.01
今週で所謂表開催は夏番組を終えて来週から秋番組に突入する。

一方で”北海道シリーズ”は2回札幌が今週スタートで夏番組をもう一開催消化する。

夏番組の始まりと終わりの週の”ズレ”についてじっくり考えたことあります? この種のことは一度結論に至れば”一生モノ”になるので時間をかける価値はあると思う。


新潟3歳Sと小倉3歳S、デビューして間もない馬たちによるレース故に戦歴が1戦のみという馬も珍しくない。

過去の戦績から予想をする一般のファンからは”3歳戦はわからないから勝負できない・・・”という類の話がありがちかな。

戦歴理論でアプローチするならば対象レースが古馬戦でも新馬戦でも解けなければいけない。

戦歴のない新馬戦をどうやって.....? 

なにをもって”戦歴”と呼んでいるのか、まずはここからスタートすべき。

古馬戦になると戦歴がわかるようになる(?)・・・本来これは奇妙な話だと思いませんか?
00.08.31
00.08.22 「JRA夏休みの宿題キャンペーン」について、期間が実質6日なのがちょっと・・・とかいたように少し不満だった。(マジじゃないよ、リラックスね)

”9/2(土)・3(日) 追試実施” とのこと、期間が実質8日になった。(こうでなくちゃね)

予定どうりの 6+2=8(日) に感服。

各日成績上位の方の中から抽選で100名に「JRA特製・追試のごほうび3点セット」プレゼント。

”宿題”も”追試”もプレゼント内容は同じみたいね。
00.08.25
今週の関東日曜日のメインレースは中山競馬場で施行される新潟記念(GV)。

おなじみのハンデキャップレースである。「ハンデ戦は荒れる」とか、レース実況を聞いていると「4コーナー回って各馬一団、ハンデ戦らしい(?)レースになりましたっー!」なんてことをよく耳にする。

レース名、馬名を知らされずにレースの映像だけをみて”このレースはハンデ戦”だと判断できる人はどの位いるのだろうか・・・。

パドックでの”ボロ”の有無より小さな1kg、0.5kgで有利・不利を論ずるのではなく”ハンデ”に対する見方を変えてみるといいでしょう。


ハンデ戦はまず登録各馬に主催者から”ハンデ”が与えられる。このハンデ値は各馬の絶対値ではなく他のメンバーとの相対値である・・・。

実際のレースには登録馬全てが出走することはめったになく、メンバー構成は変化するがハンデ値はそのままでレースを迎える。


研究者の皆様、メンバー構成が変化(=相対関係が変化)するなら出走馬のハンデ値を変えてみてはいかが。


● 中山競馬場で 8/12 から2種類のオリジナルビールを販売してるそうで。マイルドタイプ(= )、切れ味のあるタイプ(= )ってことか?別にいいよね、これは。
00.08.22
「JRA夏休みの宿題キャンペーン」なるものが行われている。

(採点&プレゼントキャンペーン 8/12〜27 の毎土日)

テレビでもとりあげたのでご存知の方も多いでしょう。チラッと内容を見てみたら”好感が持てた”ので少し・・・。

第一に問題が Q1〜Q8 まで8つにわけられていること。やっぱり8枠制度は重要ですから.....。

個々の問題はここではおいといて(違った意味でおもしろいです)。

第二に成績上位の方の中から抽選で毎日100名に「JRA特製・宿題のごほうび3点セット」プレゼント。 ね、やっぱり3点というところがミソ.....。

このごほうび3点の内容が オレンジカード(セット)、バッグ、輪投げ&ヨーヨーセット となっている。

単純に考えると”輪投げ”と”ヨーヨー”は別物で4点じゃない?? やっぱり3点が好みなんですね。

でもどうして期間が 8/12〜27 の毎土日で実質6日なのかな。これがちょっと・・・。
00.08.16
このページの読者ならばJRAの公式サイトは訪れたことがあるでしょう。

このような文章を書いたとき”JRAの公式サイト”へここからリンクをしておくべきかも。” はじめに ”で触れたように今のところ他サイトへのリンクはしていません。

リンクをしないことに深い意味があるわけじゃなくてJRAの公式サイトだからといって例外にすることが嫌なんで。なにいってんの??←こんなかんじ??

「競馬のオペレーションは例外を認めない」、この思想に倣っています。JRAの所属馬ならば3冠馬であろうと未勝利馬であろうとオペレーションに従うという点で完全に平等です。(ルールに従って3冠馬になったり未勝利馬であったりするわけで・・・)



で、JRAの公式サイトはたまに見ています。数年前にできたころは内容に乏しかったけどだんだん充実してきましたね。

情報の発信という一般的な役割を果たしつつ”様々な観点で競馬を楽しんで下さい”という宣言にも見受けられます。


中山競馬場に「シニアサロン」が誕生したそうで。

ソファ(洋?)席と畳(和?)エリアが用意されている:オペレーションも国際化だし・・
先着180名:フルゲート(18頭)のちょうど十倍か・・
65歳以上の方が対象:了解です

リラックス、リラックス、・・・でも馬券に全く結びつかないことまでわざわざとりあげないけど。
00.08.11
函館3歳S  函館記念  函館スプリントS

新潟3歳S  新潟記念  関屋記念

小倉3歳S  小倉記念  北九州記念

札幌3歳S  札幌記念  クイーンS


以上のレースは夏季競馬番組表に設計された芝コース施行重賞。

それぞれのレースが注目レースであることに違いはないが今週13日の札幌競馬のメイン、クイーンSの特徴は何?

少し熱心なファンならば”牝馬限定戦”、昨年までは秋季に中山競馬場で4歳限定戦(GTへのステップレース)として行われていた等、即答できるでしょう。

そのクイーンSが4歳限定戦→古馬混合戦、定量戦→別定戦、・・・。施行競馬場まで変更なのに相変わらずレース名は”クイーンS”のまま。

この程度のことは”いつものこと”(=おおまかなことではなく細かく分類された”いつものこと”)。


今回ここでとりあげたいクイーンSの特徴は「競馬場がレース名から特定できない芝コース重賞」。

上記12レース中たった1レース。この特徴をもつレースを夏季競馬に用意した点に注目なんです。
00.08.08
夏競馬真っ盛り、今年は新潟競馬場の改修工事のため関東の夏番組開催は福島、中山で代替開催となっている。

問題提起で、「2つの競馬場で同時に改修工事をやらない」あるいは「代替開催は1つの競馬場のみ」、これはどうして?

オペレーションのメインステージである競馬場、この改修工事(代替開催につながる)は何年も前から綿密に予定が組まれオペレーションの一部として施行される・・・。


意外なレース結果を見せつけられた時「今年は代替開催だから・・・」てなかんじで慰めていると何割かのレースはいつも”開店休業状態”に追い込まれてしまう。

極端な言い方をすれば通常開催と代替開催の比率なんて主催者は自由自在にコントロールできる。

代替開催による表裏の事実をできる限りピックアップして研究されてはいかが。

競馬場の改修工事(?)が待ち遠しくなるかも。
00.08.04
前回ワイド馬券導入へ向けた準備段階でのシンボル的レースをあげた。

もっと新鮮なことをひとつ。将来JRA競馬に「馬番連勝単式馬券」が導入される時...その日が近ければ近いほど準備は進んでいることになる。


目印になるレースはもう済んでいる、【平成11年 第44回有馬記念】1着:グラスワンダー 2着:スペシャルウィーク (馬連470円)

将来馬番連単が導入されるならオペレーション的に準備段階での”シンボル”と考えているレース。

まだ新馬券がスタートしたわけではないし(正式にいつから導入するとさえ未発表)今なおレースは消化されているので現段階までということで。

念のためですが、何故昨年の有馬記念なのか?2着馬がウイニングランしたとかしないとか...スペシャルウィークは勝って負けたとか...そんなことはどうでもいいことです。

高配当馬券になる馬番連勝単式馬券、導入が待ち遠しい。
00.08.01
新種の馬券が導入される時、当然それに対応してオペレーションもバージョンアップする。

バージョンアップは新種馬券の導入と同時か?一概にはいえない部分も少しある...だから競馬場により先行発売とかPATは時期がずれるとか...

基本的には目に見える変化がおきた時(=発売が開始になった時)、準備はとっくに終えている。毎週行われている競馬は常に未来の準備を含めて行われている。

昨年の「拡大馬番連勝」、所謂「ワイド」の導入に向けての準備も精密に段取りを踏んだ。その過程でひとつの目印になったレースがある。(と私は考えている。)当然ワイド発売以前のレースということです。


【平成10年 第65回日本ダービー】1着:スペシャルウィーク 2着:ボールドエンペラー 3着:ダイワスペリアー (馬連13,100円) 

ワイド馬券導入によるオペレーションのバージョンアップを考える時、このレース抜きには語れない.....勿論このレースが”シンボル的”という意味であって今現在行われているレースも多角的に整理しておかないとすぐに置き去りにされてしまう。


● エアシャカールが参戦したキングジョージ6世&クイーンエリザベスDS(GT、英国:アスコット競馬場)は各馬の着順云々ではなくもっと上手なレース...にしてほしかった。
2000年  6・7月  


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以下のような気持ちで自由・勝手独断と偏見にてかかせてもらっていますのであしからず。

  • このページで”オペレーションそのもの”についてかくことはしません。

  • 一方で後日、極端には後年になってから・・・”ホントにそうなった!”・・・てなかんじで思ってもらえることもたまにかきます。
    ”後だしジャンケン”にならないように更新日を明記する理由のひとつです。

  • 時事的な話題を主に扱うのでJRAのCMなどについてはリラ〜ックス。
    話題は連軸が真剣に考えてる分野とは限りません。

  • 日記ではないので更新は不定期ですが週に一度(以上)を目安にしています。

  • -敬省略-


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