NEW 進行中!


05.02.26
第49回 阪急杯(GV)について取り上げます。


04.06.2604.12.18 で相対関係を利用したオペレーションを取り上げました。前者は起点が別で経由するレースが同じ、後者は起点が同じで経由するレースが別、いずれにせよ相対関係を利用したオペレーションの中では代表的なものであると。

で、ここでは前者の方から今年の阪急杯について2つのセットを提示します。

  アイビスSD2004 → (レースA) → 阪急杯2005

  セントウルS2004 → (レースA) → 阪急杯2005

考え方は宝塚記念2004と同様であり、既に消化したアイビスSDとレースAは何かを共有し、セントウルSとレースAも何かを共有している。これ等が反転して阪急杯2005で馬券になる。レースAは消化済みの同一レース。数分で解る人もいるでしょう。


平成17年度春季競馬番組から阪急杯2005とこの3つのレースがオペレーション的に繋がっていることは判断できる。


■ 会員各位 「中山記念 −(国際)競走と負担重量−」送信済みです。(国際)化による直接的設計変更を根拠にしたアプローチ、別のレースからの相対的設計変更を根拠にしたアプローチ、この両者が一体になる好例なので取り上げました。
05.02.19
第22回 フェブラリーステークス(GT)について取り上げます。


フルゲート16頭に1頭欠けた出馬表となった。登録馬を出走馬決定順に並べて16位内で回避した馬をカウントしないで16番目に該当する馬の分析が大切。この馬と同じこと・反転していることを所持する馬が1頭馬券対象になる。


さて、8つの枠を[地]不在の出走構成を根拠に分類すると以下のようになる。


        『ア』 [1][6]     →
  【A】 -------------------------
        『イ』 [2][7]     →

  ********************************

        『ウ』 [3][4][5]   →
  【B】 -------------------------
        『エ』 [8]       →


[1]〜[8]は今年の枠番号

8つの枠は〔第一〕段階における観点で、【A】【B】2つに分かれ、〔第二〕段階で『ア』『イ』『ウ』『エ』に分かれる。さらに〔第三〕段階へと細分化される。


地方競馬は存続・廃止に関連してマスコミに取り上げられるケースが多い。存廃問題については様々な意見があるでしょう。個人的な意見とは切り離して数値的に判断していくことも解読においては大切。


■ 会員各位 「フェブラリーS −独自のオペレーション−」送信済みです。過去の分析にも当然役立ちます。地方競馬ダート重賞交流競走の解釈の入り口としても是非。アローワンスについては該当GTの時にまた。
05.02.12
第45回 きさらぎ賞(GV)(NHK賞)について取り上げます。


9頭による出馬表が与えられた。05.01.15 で 10頭立てについて取り上げたように単数枠・複数枠に注目して頭数毎のオペレーションを考える場合、1だけ違う8、10との違いから9を考えればいい。


  -- 枠の構成で単数枠と複数枠に注目 --

【08→09】馬番(08)が単数枠から複数枠へ変化。
【10→09】馬番(07)が複数枠から単数枠へ変化。


分析のしやすさという意味で優先順位は、【08→09】から始める。ここまでの考え方は共通。

さて、9頭立てにおける複数枠はそのまま唯一の複数枠。つまり[8]枠のこと。これとは別に、各馬の履歴を分析して7つの枠が所持する(=所持しない枠が1つ)条件を見出す。こちらの唯一の枠番号は(当然)固定ではない。仮に[X]枠とする。


この[X]枠と[8]枠の相対関係(の種類)を分析することが起用枠、禁止枠、あるいは、馬券の構造を解読することに繋がっている。難しいけれど9頭立て独自のオペレーション。


■ 会員各位 「ダイヤモンドS −芝3400m考察−」送信済みです。天皇賞(春)における相対的設計変更とセットなのです。芝1000m〜芝3600m、全ての距離について一度は取り上げる予定です。
05.02.05
第39回 小倉大賞典(GV)について取り上げます。


昨年の東京開催で開催日単位のアプローチを提示しました。(各開催日のメインレースを頂点にした8つのピラミッドとそのグループ分け。) 同様の考え方で第1回小倉開催に設計された8つのピラミッドは以下のA・B・Cに分かれている。


[Aグループ] 1日目・7日目

[Bグループ] 2日目・3日目・8日目

[Cグループ] 4日目・5日目・6日目


オペレーションの種類は同じなので馬券対象になれない枠2つが解読できることに変わりはない。ただ、第1回小倉競馬は所謂裏開催。これは昨年提示した東京競馬には存在しない要素。さらに、夏季番組で消化される(裏開催ではない)小倉競馬とも異なる。

こういったことは1日の番組設計や賞金体系にも繋がっているわけで、それ等はピラミッドを分類する根拠にもなるのです。


■ 会員各位 「共同通信杯 −出走頭数考察−」送信済みです。「9頭立てだから同じ頭数で消化された年に戻って共通項?を探す」、なんてことを何十年繰り返しても解読は不可能。組み合わせにこそ秘密があるのだから。

構成比を区別するラインについては理解できたと思います。
05.01.29
第40回 京都牝馬ステークス(GV)について取り上げます。


京都牝馬Sに限りませんが1着賞金の確認は大丈夫でしょうか? 単独で整理するだけでなくレース群の変遷に注意ですね。賞金額の変化を利用して構築されたオペレーションについては進行中!で取り上げる予定です。


さて、[外]不在の(国際)競走。さらに(外)も不在の構成となった。この入り口については過去の進行中!を是非参考に。ここでは構成比について少し。

[外]が4頭まで出走可能、フルゲートは16頭というレースでそれぞれ上限になった場合、4/16=1/4。各レースの施行段階では[外]の頭数と全体の頭数により構成比は変化する。その構成比により稼動するオペレーションが異なる。比率をどこで区別するかは過去に指摘済み。


[外]が不在の時は全体の出走頭数が何頭であっても比率は0。この時、別のオペレーションが用意されている。4頭という上限の数値を利用して全体の出走頭数との比率で分けられている。15頭立てならば4/15、11頭立てならば4/11、つまり、分子は固定。

で、[外]4頭が上限・フルゲートが16頭のレースならば、出走頭数が13頭以上、12頭、11頭以下の3つに大別できる。つまり、[外]不在は共通であっても全体の出走頭数により3種類のオペレーションが用意されているということ。←これは構成に関するオペレーションですよ。混同しないように。線引きされる頭数の理由は過去の進行中!が参考になります。

”上限の数値” の使い方について是非参考に。


■ 会員各位 「古馬戦における条件設定(2)」送信済みです。古馬になって何十戦という履歴を所持しても当該のレースで決め手になる履歴は絞ることができる。この決め手になるレースを論理的にピックアップすることが解読の生命線なのです。
05.01.22
第46回 アメリカジョッキークラブカップ(GU)について取り上げます。


昨年のアメリカJCCで挙げた8つの枠の構成や増量規定対象馬不在の賞金別定戦という観点も再度持ち込めます。これ等は基本的なオペレーションですから。


さて、ここでは施行距離について少し。競馬を運営する主催者にとって施行距離設計は宿命。つまり、”何m競走なのか?” という問いから主催者は逃げることができない。必ず決めなければいけないことだから予めルール(=オペレーション)が構築されている。

中山芝2200m施行という入り口から分析すると8つの枠は以下のように分類される。


        『ア』 [1][2][4]   →
  【A】 -------------------------
        『イ』 [3][8]     →

  ********************************

        『ウ』 [5][6]     →
  【B】 -------------------------
        『エ』 [7]       →


[1]〜[8]は今年の枠番号

8つの枠は〔第一〕段階における観点で、【A】【B】2つに分かれ、〔第二〕段階で『ア』『イ』『ウ』『エ』に分かれる。さらに〔第三〕段階へと細分化される。


施行規定全般を学習すればわかるように、距離と関連付けられた規定が存在する。そういった基本事項を身に付けないとこの分類は厳しいですよ。


■ 会員各位 「平安S −古馬戦における条件設定(1)−」送信済みです。各馬の履歴内で注目すべき部分は論理的に突き詰めることができるのです。連対に向けた許可条件・禁止条件はどのように設定されるのか、主催者の手順を理解することが大切。続編でまた。
05.01.15
第52回 日経新春杯(GU)について取り上げます。


前回の進行中!で取り上げた13頭立ての考え方を10頭立てに応用してみる。→他頭数との違いを考える場合、1だけ違う9、11との違いから10を考えればいい。


  -- 枠の構成で単数枠と複数枠に注目 --

【09→10】馬番(07)が単数枠から複数枠へ変化。
【11→10】馬番(06)が複数枠から単数枠へ変化。


同様に優先順位をつけるならば、【09→10】から始める。与えられた馬番号で分析するのは勿論ですが、逆枠についても分析するといい。これは他の頭数に関しても同様です。


9頭立て、・・・17頭立て、18頭立てと順番に考えていった場合に出てくるであろう疑問については該当頭数のレースを取り上げるときに提示します。


■ 会員各位 「16頭立てを進化させる段取り(2)」送信済みです。出目指定のルールが進化したのです。馬連・馬単の導入順序にしてもそうですが、枠単を発売しない理由とも繋がっているのです。
05.01.09
第39回 日刊スポーツ賞シンザン記念(GV)について取り上げます。


13頭による出馬表が与えられた。頭数ごとのオペレーションの存在、そして、その一部は過去に少し書きました。今回は別のものを少し。

13頭は12頭より1頭多く、14頭より1頭少ない。例えば出走構成を考える場合、”唯一” という考え方は大切。存在することに役割を持たせるならば1頭でいいから。”13頭立ては他頭数と何が違うのか?” → 1だけ違う12、14との違いから13を考えればいい。以下、わかりやすい例。


  -- 枠の構成で単数枠と複数枠に注目 --

【12→13】馬番(04)が単数枠から複数枠へ変化。
【14→13】馬番(03)が複数枠から単数枠へ変化。


さらに考え方の優先順位をつけておきます。まず【12→13】から始めるといい。(複数枠になった理由を考える方が比較的簡単だから。)


主催者は施行するレースの頭数を決めることから逃げることはできない。つまり、必ず決めなければいけないことだから頭数毎にルール(=オペレーション)が構築されている。で、13頭に関しては以上の考えをもとに始めるといいでしょう。


■ 会員各位 「16頭立てを進化させる段取り(1)」送信済みです。”50周年” ということで表向き様々なイベントが企画された昨年ですが潜行準備こそ醍醐味。
05.01.04
    ****  明けましておめでとうございます  ****


主催者サイトがリニューアルされましたね。見た目の印象、好みは人それぞれですが(オペレーション的な意味での)タテ・ヨコの基本構造は前作同様。←トップページ

”反転した” 部分を一つ。[お知らせ]→[JRAからのお知らせ]のページ。各項目の頭に ”JRA” ”FAN” ”人” ”馬” ・・・といった分類がつけられた。マスコミを含めた一般ファンにとっては少し整理された印象かも。しかし、オペレーション的には違う。

分類が与えられないならばどのように分類すべきかが大切。逆に、分類が与えられたならばその分類により否定されてしまうものが大切。ちなみに「競馬番組」のHP版でもこの手法が利用されている。


【1日・3日・2日・2日】の年始開催ですね。つまり、8を1・3・2・2に分けるという宣言。昨年も指摘したようにこの分割は各開催日のメインレースを教える役割を持っている。一段階上のことをお教えすると、メインレースの8つの枠を1・3・2・2に分けることにチャレンジすべき。


■ 会員各位 「会員用進行中!」は今週末に年明け最初のものを送信します。

年明け最初に16頭立てになった重賞は京都金杯でしたね。16頭立て固有のオペレーションを進化させる段取りの存在を昨秋指摘しておきました。シンボルとして指摘したレースの出馬表と京都金杯の出馬表・出走構成を比較して下さい。

■入会希望のフォームに記入して送信したけれど、当方からの返信が届いていない方がいると思います。記入されているアドレスに返信してもエラーになるのでフォーム記入時のタイプミスと思われます。心当たりの方は再送信もしくはメーラーを使ってみて下さい。
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以下のような気持ちで自由・勝手独断と偏見にてかかせてもらっていますのであしからず。

  • このページで”オペレーションそのもの”についてかくことはしません。

  • 一方で後日、極端には後年になってから・・・”ホントにそうなった!”・・・てなかんじで思ってもらえることもたまにかきます。
    ”後だしジャンケン”にならないように更新日を明記する理由のひとつです。

  • 時事的な話題を主に扱うのでJRAのCMなどについてはリラ〜ックス。
    話題は連軸が真剣に考えてる分野とは限りません。

  • 日記ではないので更新は不定期ですが週に一度(以上)を目安にしています。

  • -敬省略-


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