03.10.25 |
第64回 菊花賞(GT)について取り上げます。 秋華賞のスタート・確定を確認して、”本当のオペレーション” を実感できた方は何よりでした。また、現状レベルではチャレンジできなかった方もレース結果と進行中!は残るわけですから頑張って下さい。 秋華賞、そして、前回菊花賞について指摘した2/22頭はともに出馬表に辿り着いて段取り通りですね。 さて、菊花賞独自のオペレーションから以下の年を挙げます。 H3 H8 H10 そして H15 全ての菊花賞は様々な観点でいくつものグループに分類できる。その中の一つの観点により上記4年の菊花賞は同グループになっている。同グループになっているから起用される馬は何らかの ”同じこと” ”違うこと” を所持することになる。 ”同グループになっているから” という前提が大事。 似たもの探しを繰り返している人はこの前提が欠けている。1番人気が(非)起用される年は・・・、ダービー馬が(非)起用される年は・・・といったものが先になってしまっている。これでは主催者の基本的なテクニック=”同じように見える結果を違う理由で発生させる” に永遠に対処できない。 上記4年の特徴の一つとして、秋季番組スタート段階で該当年が同グループかどうかが解るということ。同グループになれる根拠は少し難しいけれど、それを乗り越えたところでの ”同じこと” ”違うこと” の解釈は比較的簡単です。 ■ 会員各位 「菊花賞 −左右9ペアを掘り下げる(続編)−」送信済みです。 継承されるのは起用馬だけではない。 Web進行中!に関してお教えした部分も是非参考にして下さい。 |
03.10.18 |
第8回 秋華賞(GT)について取り上げます。 馬齢戦施行に対して持ち込むべき尺度の確認は大丈夫でしょうか? 身長順に並べることが求められているケースでは、精密な体重計を用意しても使い道がないのです。過去に指摘しているので思い出した方は再確認して下さい。 03.05.24 03.05.31 で取り上げたオペレーションにより連対馬の1頭が指名されることになる。 (該当の進行中!を熟読すれば、求められている戦歴条件そのものが現状レベルで解らなくても分析手順だけは解ると思います。) 秋華賞・菊花賞が馬齢戦で設計された理由の一つもここにある。自分なりに秋華賞で候補に挙げた馬がいるならば、候補にした理由を菊花賞登録馬に当てはめてみるのです。該当馬は22頭の中に2頭しかいませんから。 逆に、2/22以外の数字であったなら候補にした理由が間違っているので秋華賞と合せて再考すべき。GTだけを昨年と比較しても駄目ですよ、各トライアルの設計も確認しないと。 進行中!を参考に春季から数ヶ月、秋華賞・菊花賞を目標に質疑応答してきた方は落ち着かない?かも。 馬券的には連軸で大丈夫、頑張って下さい。 ■ 会員各位 「秋華賞 −左右9ペアを掘り下げる−」送信済みです。 進行中!で何度も取り上げる ”8つの枠の争い” 、これは枠連だけでなく馬連・馬単・3連複への入り口なんです。 ゲートで考える左右9ペア、出馬表マニアになって下さい。 |
03.10.11 |
第38回 農林水産省賞典京都大賞典(GU)について取り上げます。 牝馬不在の出走構成であったことに加えて唯一のせん馬が出走取消となった。出走取消による変化では、発生/消滅する唯一・全てといった要素に注目すべき。 [外]不在の(国際)レースにおける(外)の頭数及び考え方は過去の進行中!を参考にして下さい。 さて、国際格付の取得に伴う規定の変更は確認OKでしょうか? [外]不在なのだから重要ではないという考えならば間違いですよ。 規定の変更はどこに反映されるのか? 今年の登録馬、出馬表からいえることは連対禁止馬の指定ですね。つまり、規定変更が根拠となる連対禁止馬が存在するということ。 馬番(2)を除いた9頭の中で、このオペレーションにより連対禁止と判断できる馬は3頭います。3頭という数にどういった印象を持つかは人それぞれで、該当馬の人気によっても印象は大きく変わるでしょう。 こういったオペレーションを何種類解読して待ち受けることができるか、馬券的には極めて重要です。(個々のオペレーションで指定される禁止馬は大抵ズレるので。) [外]不在で見落としがちな規定変更ですが、連対禁止馬の指定として利用されるので指摘しました。 ■ 会員各位 「毎日王冠/京都大賞典 −ステップ競走考察−」送信済みです。 競馬番組に記載された一項目が各馬の選別方法を教えてくれている。表裏でJRA馬のあるべき形を示す典型例ですね。勿論、指摘したグループに属する他のステップ競走にも応用できます。 |
03.10.04 |
第37回 スプリンターズステークス(GT)について取り上げます。 来年の競馬番組は未発表ですが、過去の年度代表馬等を利用した週単位のオペレーションを稼動させるそうなので楽しみですね。また、JC施行週の設計に関する報道があった。何故このタイミングなのか? ”先行GTからの継承ルール” が来年どう進化するか、スプリンターズS(GT)施行前に発表する必要があるから。 それは今秋のGTを教える目的と来年のGTへ向けた仕込みを兼ねているわけです。来年の秋番組が発表されてから考えても半分以上は終了しています。 さて、[外]不在の(国際)レース、15頭に対する構成比(例えば、所属厩舎や性齢)、ステップレースに注目した出走構成等が大事な観点ですね。そして、前走芝1200m出走馬を8つの枠全てに組み込んでいる。この考え方は過去の進行中!を是非参考に。 アイビスSD経由馬と芝1200m経由馬それぞれに許可条件・禁止条件が設定されているのがスプリンターズSの特徴でもあります。それぞれに条件が設定されている証拠は今秋の競馬番組にもある。該当部分がわかるようになることが優先課題といえます。 ■ 会員各位 「スプリンターズS −奇数頭のオペレーション−」送信済みです。 偶数頭/奇数頭といった区別が競馬のオペレーションに存在する証拠が大切です。 殆んどの人は漠然と通り過ぎていますよね。 |
03.09.27 |
第51回 神戸新聞杯(GU)(菊花賞トライアル)について取り上げます。 春季クラシックの中心になった馬が用意されて賑やかですね。 ”菊花賞トライアル” として考えた場合、”菊花賞が馬齢戦として設計されている” ことに注目すべき。出走構成についての考え方はローズSで指摘したことを是非参考に。 主催者は13頭の馬を8つ(の枠)に分けた。現行制度で9頭以上(*)なら8つに分けることは主催者の宿命であり、分けなければいけないから分け方のルール(=オペレーション)が存在する。 (*)8頭以下でも枠順は存在するのだから分けると表現しても間違いではない。ただ、オペレーション的な意味からは言葉でも区別しておいた方がいい。 さて、何が8つに分けられたのか? 8つの枠全てに存在するものは何? いくつピックアップできるかは各位の現状レベル次第ですが、ここでは ”8つの枠全てに500万勝歴馬が存在” を挙げておきます。 13頭立てなのだから500万勝歴馬を8つの枠に分けなくても出馬表は作れる。しかし、主催者はこの条件で8つの枠を競わせるために分けた。(←既に決まっている枠の優劣に向けた段取りという意味。) 各進行中!は該当週のレースは勿論ですが、オペレーションに対する基本的な考え方を提示しているものです。今回指摘した考え方は過去にも取り上げていますが、レベルアップできるように付け加えた部分があります。 気が付くかどうかは現状レベル次第ですが、記載内容はずっと残るのでいつかチャレンジしてみて下さい。 ■ 会員各位 「頭数毎のオペレーション 続編」送信済みです。 表裏で、しかも段階的な構造になっているのが出馬表の特徴ですね。 |
03.09.20 |
今年の3歳秋季番組はオペレーション研究者だけでなく広範囲で話題になりそうですね。 東西で施行される3歳GU、出走メンバー的には第21回関西テレビ放送賞ローズステークス(GU)の方に注目が集まるかも。 何度も指摘したように、各レースで稼動するオペレーション(*)と出走構成は表裏の関係にある。 (*)各レースにおけるオペレーション全体の中から選択される。何を選択するかを出走構成で宣言する。 例えば、今年のローズSで稼動するオペレーションを解読するには出走構成を正確に解釈しなければいけない。出走構成を正確に解釈するためにはローズSの何に注目するかを定める必要がある。 ”牝馬限定GU馬齢戦” であることに注目するならば、馬番(1)は(牝)でないオープン特別馬齢戦1着歴馬、(11)は(牝)GV馬齢戦連対歴馬、(12)は(牝)GU馬齢戦1着歴馬・・・といった解釈をすべき。 ”秋華賞トライアル” であることに注目、あるいは、”阪神芝2000m重賞” であることに注目、・・・といった具合に注目点が変化すれば各馬の解釈もセットで変化する。 漠然と○○歴、△△歴・・・といった朗読になっている状態は、現在地点と目的の方向がわかっていない状態なのです。 以上は戦歴解釈のスタートといえる部分であり、今年のローズSは良い教材になっているので是非再確認を。 ■ 会員各位 「頭数毎のオペレーション」送信済みです。 続編を近いうちに取り上げます。各出走頭数毎の基本的な考え方が解ってくると思います。 これとは別に、”偶数頭と奇数頭の違い” についても取り上げます。出馬表を見るのが楽しみになってくるかも。 |
03.09.13 |
第17回 セントウルステークス(GV)について取り上げます。 GV別定戦という入り口、13頭立て独自のアプローチ、あるいは、GT競走へ向けたステップ競走としてのアプローチ等が解りやすいでしょう。(秋季競馬番組開幕週を利用したオペレーションも存在するので興味のある方はチャレンジしてもいいでしょう。) ここではGT競走へ向けたステップ競走としてのアプローチを少し。 既に消化したアイビスサマーダッシュの検証に加えて、出走構成のとらえ方が決め手になりますね。 ”[地]馬が出走できるGT競走とそのステップ競走について” 、これは[地]に関する規定であることは勿論、表裏でJRA馬に向けたルールであることは何度も指摘しています。 施行規定を根拠として[地]単独出走に注目するのは当然。(この構成と表裏で稼動するオペレーションがあるということ。) [地]としてひと括りにするのではなく、少なくとも過去1年の履歴の検証は不可欠。[地]本人の取捨は勿論、[地]の履歴により起用されるJRA馬がわかるようになっているからです。 過去に書いたように、[地]の履歴を解釈するためにはJRA馬の履歴を正確に解釈する必要がある。(←JRA馬に対する同じこと・反転してることで[地]が表現できるから。) ただ、今回の[地]は過去1年JRA主催のレースに出走しているので他のケースに比べて解りやすいのです。 セントウルSの[地]出走枠は3頭ですが、”単独出走における馬券的な宿命は何?” といったことと組み合わせて考えるといいでしょう。他のステップ競走にも応用できます。 ■ 会員各位 「京成杯AH −比較の出発点−」送信済みです。 主催者は比較の基準になる馬・戦歴を入れ替える。○○歴、△△歴、・・・といったことの羅列は無意味であることがわかるでしょう。 |
03.09.06 |
第23回 新潟2歳ステークス(GV)について取り上げます。 馬齢戦施行、18頭による出馬表、(特指)における[地]単独出走、・・・入り口は異なっても論理の展開が正しければ共通の出口に辿り着く。ここでは過去の進行中!で提示していない考え方を少し。 18頭立てであっても枠の数は8つ、その8つの枠全てが所持するモノは何? 複数ある中から、「初勝利を1番人気で勝てていない」を挙げます。主催者は単に着順のみをオペレートしているわけでなく、人気と組み合わせることで複雑化している。2歳重賞出走馬の初勝利内容は大切なポイントであり、1番人気で勝てていない馬を全ての枠に配したことはオペレーション的意味を持つ。 2番人気以下で勝ったのが新馬戦なのか未勝利戦なのかといったことに始まり、その内容で8つの枠を分析することができる。 過去の進行中!や一般的なアプローチからもここまでは大丈夫でしょう。 で、過去の進行中!で提示していない部分はここから・・・。 8つの枠全てに存在する、初勝利を2番人気以下で勝った馬、ならば ”該当レースで1番人気になった馬は今どうしてるの?” 後の未勝利戦を既に勝った?、現在も未勝利?、・・・といった観点を持ち込むのです。(ここではとりあえず影武者と表現) 影武者の現況により8つの枠に配された新潟2歳S出走馬を分類する。結構レベルの高いオペレーションになるのでこの先はおまかせします。将来レベルが上がってからチャレンジするのがいいかも。 ■ 会員各位 「新潟2歳S/小倉2歳S −馬齢戦施行の証明−」送信済みです。 この時期の馬齢戦で問われることは何? これに即答できるようになりましょう。 別の時期に施行される馬齢戦についても取り上げるつもりです。 |
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以下のような気持ちで自由・勝手、独断と偏見にてかかせてもらっていますのであしからず。
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