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03.08.30
第39回 農林水産省賞典新潟記念(GV)について取り上げます。


”出走できる馬の決定方法” の理解は問題ありませんか? 新潟記念の出馬表に辿り着いた18頭と登録・不出走に終わる馬を分けるルールは確認済みでしょうか?

馬券対象馬だけでなく全ての着順馬をオペレートする必要性は過去にも指摘していますが、登録・不出走(=登録歴)となる馬も全てオペレートによるもの。

登録歴を持たせる目的は2つに大別される。一つはレースにおける(非)起用馬を指定すること、もう一つはその後のステップに向けた履歴として所持させること。ここでは前者について少し。

まずフルゲート数の確認が第一となる。(つまり、フルゲートに達して登録歴/フルゲート未満で登録歴、どちらなのか)

登録歴側の馬に規定による優先順位をつける。そして、優先順位1位の馬に最注目するわけです。何故かといえば1位の馬が登録歴馬のシンボルだから。

例えば、クラシックで優先出走権を持ちながら登録・不出走に終わる馬がいれば1位ですね。(1位に並ぶ馬が複数いる場合、それはオペレーションのバリエーション。) この意味でも ”出走できる馬の決定方法” は大切なのです。

そして、1位の馬の履歴を利用して(非)起用馬を指定する。例えば、1位の馬の過去の登録歴、デビューした競馬場、あるいは前走で入った枠・ゲート等。1位の馬の何を使うのかは、上記で指摘した1位になれた事由とセットになっているのです。

今回の内容を参考に検証していくと様々な1位の馬が存在することに気付く筈。今まで不可解に思えた回避の本当の意味がわかることもあるでしょう。


■ 会員各位 「新潟記念 −HC期間外の戦歴解釈−」送信済みです。 HC期間外の戦歴解釈はHC期間内と組み合わせると解りやすい。
03.08.23
第39回 札幌記念(GU)、第3回 アイビスサマーダッシュ(GV)、唯一の複数枠/単枠で共有・反転となる関係の9頭/15頭ですね。

また、両出馬表に1頭存在する3歳馬はゲート的に左右2番ゲートに配され、前走では右左に反転している。この2頭の役割はそれぞれの前走における役割と繋がっているのです。


ここでは札幌記念について上記と別の観点から。 各レース独自のオペレーションは過去を否定せずに進化し続けるわけで、GVハンデ戦施行の歴史を刻んだことも否定はされない。つまり、今年の9頭にはハンデ戦施行歴有りという観点からの分類も設定されている。


        『あ』 (1)(9)     →
  【X】 -------------------------
        『い』 (3)(4)(6)   →

  ********************************

        『う』 (2)(8)     →
  【Y】 -------------------------
        『え』 (5)(7)     →


(1)〜(9)は今年の馬番号

馬番号(1)〜(9)は〔第一〕段階における観点で、【X】【Y】2つに分かれ、〔第二〕段階で『あ』『い』『う』『え』に分かれる。さらに〔第三〕段階へと細分化される。

少し難解かもしれませんが、札幌記念が消滅しない限り永遠に無くならないアプローチといえます。分類の入り口をここに残しておけば各位のレベルに応じていつでもチャレンジできるので取り上げました。


■ 会員各位 「アイビスSD −芝1000mの独自性−」送信済みです。 オペレーションの総量によるバランスですね。
03.08.16
第39回 農林水産省賞典小倉記念(GV)について取り上げます。


馬齢重量に関する規定の変更は、ハンデ戦のオペレーションと無関係ではない。既に終了したハンデ戦から比較的容易に確認できることもあるのでチャレンジするのもいいでしょう。

ここでは別のアプローチを少し。 競馬施行における宿命(例えば、どこの競馬場で距離はいくつといった設計項目)には表裏の関係でオペレーションが存在する。これと階層は異なる(*)けれど、ハンデ戦出走各馬がHC期間内に1回以上出走しているのは設計的宿命。

(*)ハンデ戦の存在自体は宿命ではないから階層が異なる。

HC期間内に全馬1回以上出走、つまり、HC期間内初戦(あるいは最終戦と解釈してもOK)を全馬が所持しているわけです。(1走しかしていない馬は初戦=最終戦) 全馬が所持しているのだから馬単位・枠単位で争わせることができる。

過去に指摘した、「8つの枠全てが所持しているから争わせることができる」といったことと混同してはいけない。←馬と枠をという意味ではない。 HC期間内初戦(最終戦)は所持していて当然であり、ここがスタートなのだから。

つまり、HC期間内初戦(最終戦)に関して全馬(あるいは全枠)が所持しているモノを特定することが大切。


例えば、”HC期間内初戦、オープン加算歴馬不在” 等。全馬がオープン加算歴を持たないから(その内容で)争わせることができる。 → 重賞で持たなかった、条件戦で加算して(しないで)持たなかった等。


ハンデ戦全てに応用できる考え方として是非参考に。


■ 会員各位 「クイーンS −注目すべき履歴・続編−」送信済みです。 賞金別定戦における(非)起用馬の選別基準、その多くが指摘した内容と繋がっているのです。
03.08.09
第35回 函館2歳ステークス(GV)について取り上げます。


ワンチャンスの新馬戦を経験した世代による初重賞として注目ですね。また、定量戦施行と馬齢戦施行による違いは大丈夫でしょうか? 2歳のこの段階で違いが解らないのに、古馬戦におけるハンデ戦・別定戦・定量戦の違いが突然?解ってしまうなんてことはありえない。


03.07.26 で予告しておいたこと、後の方の週が今週なのです。これについて少し。


1年間に設計される競馬番組を週単位で考えると、2場施行週と3場施行週に分かれる。3場施行週は40週あるわけで、函館記念と函館2歳Sが施行される週だけに用意された構造が存在するのです。

中山金杯/京都金杯 〜 ラジオたんぱ杯2歳S/有馬記念まで、13開催×2(東西)側には様々な重賞が設計されているけれど、指摘した2週には平地重賞競走は設計されていない。

函館記念と函館2歳Sは週単位での頂点戦を、(13開催×2)側に平地重賞競走を設計しないことでまかせられたレースなのです。そして、この2週には障害重賞競走有/無、古馬混合/世代限定、といった反転を利用したオペレーションが用意されている。


施行規定を中心とする客観的事実と表裏の関係でオペレーションは構築される。そして、(非)起用馬・枠によりそれを表現する。

過去の設計・結果も参考にして、週単位のオペレーションを馬券に反映させる手法を学んで下さい。


今回指摘したオペレーションでは、週単位で考えた高松宮記念(GT)も参考になる。(理由はわかりますよね?)

特別競走や重賞競走の定義といった基本的なことが正確に理解できていないと解読のスタートにはならない。


■ 会員各位 「函館2歳S −1戦の細分化−」送信済みです。 細分化の観点を大事にして下さい。
03.08.02
第38回 関屋記念(GV)について取り上げます。


基礎斤量馬の分類に注目したアプローチは過去の進行中!がそのまま参考になると思います。(終えたレースを検証しておくことが未消化レースの予想になる典型例ですね。)


ここでは頭数と枠の構造について少し。

出馬表の頭数が確定すれば(物理的な)枠の構造も確定するわけで、両者はオペレーション的にも切り離せない。全馬に同枠馬が1頭ずつ存在する16頭であり、以下の[X][Y]に大別して考えると解りやすい。

  [X]同枠になった2頭が共有する条件

  [Y]8つの枠に分かれた8頭が共有する条件


頭数毎のオペレーションとは、”その頭数でしかできないこと” を利用して構築される。[X]については同枠馬が共有すると同時にその条件を他の7つの枠は共有しないことがポイント。 [Y]については8頭であることがポイント。 → 8つに分かれることに意味があるのだから。

単枠と複数枠、あるいは、2頭枠と3頭枠が存在する頭数と違って、同枠馬の共有と8頭の分散に注目すべき。各枠を[X][Y]2方向から捉えることで、より正確に解釈することができるのです。

今年の関屋記念で[Y]に該当する8頭を挙げると、馬番(01)(03)(05)(07)(10)(11)(13)(16)。 (つまり、この8頭が共有する戦歴的条件があるということ。距離に注目するといいでしょう。)

16頭立ての枠の優劣を教えてくれるオペレーションですので、まずは考え方を理解することが大切です。 他の頭数についても将来取り上げます。


■ 会員各位 「関屋記念 −注目すべき履歴−」送信済みです。 何故その1戦に着目するのかという根拠が大切。 賞金別定戦を理解するために不可欠な観点といえます。
03.07.26
2003年競馬番組を週単位で考えた場合、今週を含めた2週だけに用意された構造が存在する。この2週にはいくつもの共有・反転が用意されて週単位のオペレーションが構築されている。これに関しては今週が先行なので後の方で取り上げます。


第39回 農林水産省賞典函館記念(GV)に対するアプローチとして、1年間に設計された36開催を所謂表開催(13×2)と残りの10開催に分けてみる。(この分類が有効である根拠は競馬番組に明記されている。)

10開催側に設計された各レースには、この分類を利用したオペレーションが構築されている。この意味で、高松宮記念(GT)は表開催施行時には存在しなかったオペレーションが組み込まれている。(これと逆の関係になるレースもあるわけです。)


10開催側で施行されたGVハンデ戦を挙げてみると

  小倉大賞典:ユウワンプラテクト

  中京記念:タガノマイバッハ

  新潟大賞典:ダンツフレーム


1頭ずつ書いた馬が今回指摘した入り口から辿り着ける馬。函館記念においても連対馬の一方は同様のオペレーションから解るようになっている。

オペレーションの種類としては同じですが、指定される連対馬の共通項探しから入ってはいけない。[基本的なルール]+[各レースの施行規定]という構造になっているので。高松宮記念やCBC賞においても連対馬の一方を指定することに変わりはない。


■ 会員各位 「ハンデ戦における牝馬の考え方」送信済みです。 牝馬の存在有無・頭数は、ハンデ戦と他区分で意味が異なるということ。ハンデ戦を解くキーの一つが別区分にあるわけです。

何百、何千・・・といったレースで牝馬の頭数を漠然と管理してもオペレーション解読には至らない。意味が違うのだから。
03.07.19
第38回 テレビ西日本賞北九州記念(GV)について取り上げます。


出走構成を負担重量的に見れば全馬基礎斤量という構成、さらに、唯一の牝馬が複数枠に組み込まれたことにより8つの枠全てに基礎斤量56k馬が存在となった。基礎斤量の牝馬を入れる枠が単数枠か複数枠かで争いの基準を変化させることができるわけです。

一定の出走頭数以上を揃えた方が興行としてはプラスになることが多いのに、単数枠が過半数を占めるレースを施行することは珍しくない。ここにはオペレーション的理由がいくつも存在する。


   ≪上記と別≫

夏季番組を迎えると種牡馬の話題がよく出ますね。POGの流行もあったりして血統に注目する一般ファンも増えたことでしょう。

競走馬の淘汰は競馬の宿命であり、宿命であるからには必ずオペレーションが存在する。血統評論家的な談議と無関係であることは勿論ですが、各重賞レース・クラスにおいて様々なバリエーションが構築されている。 父母(で2頭)→4頭→・・・といったことからも(数学的に)構築が容易なのです。

で、今年の8つの枠は以下のように分けられている。



        『ア』 [1][3]     →
  【A】 -------------------------
        『イ』 [4][5]     →

  ********************************

        『ウ』 [2][7]     →
  【B】 -------------------------
        『エ』 [6][8]     →


[1]〜[8]は今年の枠番号

8つの枠は〔第一〕段階における観点で、【A】【B】2つに分かれ、〔第二〕段階で『ア』『イ』『ウ』『エ』に分かれる。さらに〔第三〕段階へと細分化される。

解読に必要な証拠が提示されているのは他のオペレーションと同じですので。


■ 会員各位 「北九州記念 −5歳以上馬の分類−」送信済みです。 他の賞金別定戦にも応用できます。

各レースの施行規定は誰でも確認する。しかし、それは当然のことであって、「書かれていない、しかし、書いてあるのと同じこと」に気付くかどうかが分かれ目。
03.07.12
第8回 マーメイドステークス(GV)について取り上げます。


(外)不在の構成、あるいは、賞金による別定規定からのアプローチは過去の進行中!を是非参考に。 今回は(8つの枠が揃う)8頭以上の出馬表における頭数毎の考え方を少し。

8頭、9頭、・・・18頭、それぞれの頭数毎に独自のオペレーションが構築されていることは過去にも指摘しました。主催者はその頭数におけるオペレーションを稼動させるために出走頭数を決めているともいえる。

頭数毎のオペレーションを理解するための方法として、出馬表を何通りかに分ける。今年のマーメイドS(=10頭)と同じこと・違うことを整理すべき頭数として14頭、18頭を挙げる。


      【ア】  【イ】  【ウ】  【エ】  【オ】

[10頭]   4頭   6頭   0頭   5頭   2頭

[14頭]   2頭   2頭   2頭   7頭  10頭

[18頭]   6頭   2頭   2頭   9頭   6頭


10頭・14頭・18頭による出馬表で着目すべき観点が【ア】〜【オ】。 例えば、10頭による出馬表で【エ】に該当する馬が5頭存在するという意味です。わかりやすい観点をとりあえず挙げておきましたので。

以上は8枠制度の宿命であり、新馬戦〜GTに至るまで持ち込める。フルゲート数が一律でない理由も少しずつわかってくると思います。


■ 会員各位 「ゲート指定とは何か?」送信済みです。 馬券(非)対象になるゲートは数式により算出されるもの。 ← この指摘が多少なりともイメージできれば。

”2つの前走” のような部分に海外戦歴や地方戦歴を組み込んでオペレーション的扱いを示すことにも利用される。
03.07.05
Aコース → Bコース施行となった、第52回 ラジオたんぱ賞(GV)について取り上げます。


03.06.14 )ファルコンSに関連して、「8つの枠全てに・・・」という観点を指摘しました。ダービー終了後の3歳限定芝重賞として同じこと・違うことが多々組み込まれた両レースでもある。

当レースでは、「8つの枠全てに2勝馬が存在」を第一に指摘します。さらに、「3勝馬が存在する枠は一つも無い」を加えます。 ⇒ この二つから、”2勝馬の3勝目に向けたアプローチ” で分類するのです。(ここに今年の主催者の分類が設定されている。)

【第一】
2勝馬の2勝目で分類。500万条件(特別/平場)/OP特別からスタートする。


【第二】
2勝目の次にどうしたのか? で分類。 OP特別選択、重賞選択、1000万条件選択、直行と分ける。(3勝馬不在だから勝っていないのは皆同じ)


以上の順番で8つの枠を分類し、枠単位の優先順位や枠連の決着構造を考えるべき。


☆ 8つの枠”全てに” 存在、逆に”一つも無い” に拘るのは何故か?

端的にいえば、揃えているから優劣がつけられるということ。レース結果とは優劣を公開することでもあり、優劣の根拠となる条件は必ず組み込まれているのです。 主催者側からいえば、公開目的の優劣に向けた出走馬・出馬表を用意することになる。(ここのテーマは枠ですよ。)


馬単位で考える場合は馬券の種類が複数あるので複雑になるけれど考え方の一部は過去の進行中!でも多少触れています。


競馬の根本的な部分ですので是非参考に。


■ 会員各位 「宝塚記念 −秋季・春季へ向けて−」送信済みです。 何故[外]モンジューの検証が必要なのかが大切。指摘した海外のレースでも解るように、オペレーションの国際化は一般的感覚をはるかに超えている。起用されるべき(敗退すべき)戦歴・馬番が海外のレースからも指定されている現実ですね。

宝塚記念の検証が決め手になるレースは既に確定している。
2000年  6・7月   8・9月   10月   11月   12月    

2001年 1・2月 3・4月 5・6月 7・8月 9・10月 11・12月  

2002年 1・2月 3・4月 5・6月 7・8月 9・10月 11・12月  

2003年 1・2月 3・4月 5・6月   


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以下のような気持ちで自由・勝手独断と偏見にてかかせてもらっていますのであしからず。

  • このページで”オペレーションそのもの”についてかくことはしません。

  • 一方で後日、極端には後年になってから・・・”ホントにそうなった!”・・・てなかんじで思ってもらえることもたまにかきます。
    ”後だしジャンケン”にならないように更新日を明記する理由のひとつです。

  • 時事的な話題を主に扱うのでJRAのCMなどについてはリラ〜ックス。
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  • 日記ではないので更新は不定期ですが週に一度(以上)を目安にしています。

  • -敬省略-


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