オペレーションを(主催者ではなく解読する立場から)確立する時、大事にすべきこと。 これはオペレーションの種類によらず「数学的に解析」と同様、常に意識しなくてはいけないことともいえる。 ★ 全てを主催者側から見つめ直すこと。 自身で何らかのルールを探り当てたと感じた時、様々なレースにあてはめてみて矛盾なく競馬を成立させることができるか確認する。 この段階で矛盾があると修正が必要か、そうでなければ単なる思い込みでしょう。 ★ 国家が運営しているという認識を強く持つこと。 主催者は馬券の売上が伸びること(=税収が増える)だけが目的ではないでしょう。競馬を最大限活用して少しでも多くの産業を繁栄させ、国民に職業を与えたい。 馬産、せり市、トレーニング施設、新聞、雑誌、テレビ、広告業、・・・”競馬に感謝”の産業はたくさんある。 競馬のルールを探り当てようとする時、その方向性はこれらを否定するものであってはならない。 各理論からここまでなんとなくイメージできたでしょうか。 【 補 足 】 巷にはたくさんの”競馬必勝法(?)”なるものがあるようで......書店にいけばたくさんの馬券本が並んでいます。真剣になって読んだことがないのでなんとも? 主催者の規模・レベルを冷静に考えて、およそどのくらいのオペレーションが構築されているか想像してみるのもよいかと思います。 ”本当のオペレーション”に興味を持った方はとりあえず何か一つでも深く掘り下げてみるべきと思う。 そこで信じ難いほど整然としたオペレーションを見ることができれば、他の分野を掘り下げる時、”こーんなことをオペレーションとしているわけないな”と容易に判断できるようになり無駄な時間を費やさなくなるでしょう。 競馬にアウトサイダーとして参加することには定年もなければ、リストラもない。オペレーションの壁を乗り越えていければ、今までは無理と感じていた競馬以外の日常のことでもクリアできることがたくさんあると思う。 競馬を通じて今までとは違う角度で世間を見てみるのもいいものですよ。 |