タイム系理論

よく目にしますよね、タイム理論は。

持ちタイム、レコードタイムなど”タイム”を含んだ言葉が”競馬用語”にいくつも存在するからかな。

一方で競馬をオペレーションとして認識し研究している人達にとって「タイム理論」というのは、”競馬は陸上競技じゃないんだからさ”.....てなかんじであまり重要視されていないのではないでしょうか。



★ 私のアプローチについても所謂「タイム理論」というものは全く持ち込んでいない。 あくまで「タイム理論」です。 何のことか解らないですよね。

そこで複雑なこのファクターを簡略化して身近な、(懐かしい)”通知表”に例えて.....


出走馬は通知表を持参してきます。 ここには国語、算数、理科、社会の評価がそれぞれ100点満点で記入されいます。


馬Aは国語60点・算数50点・理科55点・社会80点・合計245点です。

馬Bは国語60点・算数70点・理科70点・社会60点・合計260点です。

馬Cは国語50点・算数90点・理科80点・社会50点・合計270点です。

馬Dは・・・・・・・・という具合に全馬が点数を持っています。


予想しようとするレースが国語、算数、理科、社会、合計、この中で何を求めているレースなのかを正確に特定すると「タイム理論」になっていきます。

レース毎に求められるファクターが違うから、その違いが表向きには解らないから、主催者がルールに従い着順を決定していても一般的には見破れない。

例えば


  • 社会の点数を求めているレースでは合計が上位のCでも馬群に沈まなくてはいけない。 このレースでは合計が下位でも社会トップのAが起用される。

  • 出走馬が各教科の点数を持ち、レース毎に求める教科を変化させれば自在に起用馬を変えることが可能。 合計点がトップの馬をいつも起用する必要は全くない。

なんとなくイメージできましたか?


ここで大事な注意点があります。 国語、算数、理科、社会に該当する項目は”距離適正”、”馬場”、”血統”、”右(左)回り”等ではない。


それらに該当する項目
の特定こそが「タイム理論」のキーになっています。



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