「競馬番組表」もまた情報化の時代とともに急速にポピュラーになったかんじでしょうか。 戦歴論を語るのと同じように..... ● 一般的なイメージは春・夏・秋、年に3回入手する冊子をもとに主催者の意思を見抜いて馬券作戦に役立てる、おおまかにはこんなかんじかな。 一方で”勘違い”も非常に多い分野かと思う。 私は「競馬番組表」との付き合いは長くて、これを馬券作戦に役立てることがポピュラーになった今日、非常に感慨深いものがあります。 ”勘違い”についてありがちなことをあげてみると
各レースの施行条件・変更点の確認なら雑誌等で十分ですよ。 ”自分は番組表で戦っている”といいつつ、レース名、サブタイトル、1着賞金値、重賞の施行回数、設計変更の有無、等からレースを分類してその中での出目の連動(?)をヘトヘトになってさがす・・・。 番組表理論がいつのまにか出目探しの作業にすりかわってしまっていては寂しすぎる。 ★ 私の番組表解読理論のスタンスとして @”表の事実により裏の事実をつきとめること”、 A”主催者の準備を完璧に把握すること” があげられる。 @について 表の事実=番組表に記載されていること 裏の事実=解読のルールを適用して得られること 【解読のルール】 記載事項、あるいはその変化、それぞれに対応する解読手順には完璧なルールが存在している。 しかし一般的にはこのルールが全く把握できていない(存在するという認識すらないと思う)から、各自の推測、思い込みになってしまう。 解読理論の本質は推測に優れているかいないかなどではなく、このルールを知っているかいないかである。 Aについて 主催者の準備段階とは 記載事項の変化があった時=目に見えて変化がおきた時、準備はとっくに終えている。これから主催者が準備をするのではなく準備が終えたことを示している。 準備が終えているのに準備が始まったと考えてしまうから本質が全く見えなくなる。 (この段階でズレているのに実際のレースで修正されるわけがない) ここで疑問がでると思う・・・。 記載事項の変化があった時=準備が終えた時、 では主催者の準備をどう見つけるのかである。 @で指摘したように解読にはルールが存在する。 このルールにより逆探知ができるのです。 逆探知すると主催者の準備をいくつも発見できる。(いつ頃が準備段階なのかを含めて) ★ 解読と逆探知を何度も繰り返していると.......主催者が行う準備の種類で何をしようとしているのかが解るようになる.......実際のレースで馬券により完璧に迎え撃つことができる。 ★ 私は一冊の番組表の事実から個々のレースだけでなくその番組時期、向こう一年間、さらに数年先に向けた大きなテーマを判断して戦っている。この判断は推測ではなく解読のルールによって支えられている。 ★ その他に”何年の何号”ではなく番組表・設計などに関して
挙げればキリがない、いつもの疑問に対して答えを用意できないと思いもよらぬところでそれらは結びついているのでアプローチは必ず途切れてしまう。 ★ 他の理論との決定的な違い=番組表を手にすることが共通のスタート、にもかかわらず一歩先ではすでにバラバラであるのが現状では。 個別支援では勿論ですが、進行中!でも簡単な具体例を取り上げることがあるのでご参考に。 |